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静かな冬の日 

2011年02月20日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 

 

 

 

 

 

 
燦燦と降り注ぐ光の下には、凹凸のある白銀のキャンパスがある。キラキラと輝くキャンパスの上に木々の影があり、時折、その上を小鳥たちの姿が通り過ぎる。思わず見上げると梢のすぐ向こうには冬の透き通った青い空が飛び込んでくる。
よく晴れた冬の朝、気温は氷点下10℃。冷たいが温かい。
光と雪と木と空。無風の風景の中で、小鳥たちが動かなければまったくの静。様々な思いがめぐるときもあるが、終わりにはいつも幸せをいっぱいに吸い込んだような気持ちになる。こんなに素晴らしい冬を味わえるとは、贅沢至極に違いないが、人生の後半にさしかかった今、なんだかまだむくむくと湧き出る精気さえも感じるのである。
 
雪が雨に変わり、氷や雪を溶かして水になる頃、立春から15日後に当たる日は、二十四節気の雨水。昨日19日がその雨水だった。確かに厳しい寒さも少しやわらいだような気がする。
昔から、農耕の準備を始めるのは雨水が目安とされていた。また、この日に雛人形を飾り付けると良縁に恵まれるとも言われている。
暦便覧には「陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となればなり」と記されている。
二十四節気の説明の中で引用している「暦便覧」とは、太玄齋の書いた暦の解説書で、天明7年(1787年)に出版されたものである。
 
雪はそこに住む人みんなに降るものである。どれほど多くの雪が降ったとしてもいつかは消える。
人生もまた、何かを迎え入れていくことに違いない。望んだこともそうでないことも、分け隔てなく迎え入れることで初めて前に進んでいける。
 
「春」は万物が発する季節。世の中は、様々な人々の働きで成り立っている。一人の力ではたいしたことは出来ない。多くの人々は、至るところで繋がり、好むと好まざるとに関わらず、いつの間にか助け合っているものだ。自然の中で心豊かに生きることができる幸せをひしひしと感じながら、今日もゆっくりと経過する時を楽しんでいる。
 

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