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阿波の局のブログ

「ピースオブケイク」と「天空の蜂」 

2016年09月23日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



凝りもせず毎日見ておりますので早く感想書かねば…忘れる…

先に見たのは「ピースオブケイク」なんですが、今日見た「天空の蜂」があまりにヘビーで何というか早く忘れるかもう一度復習するかどちらかにしないとあまりにもしんどいので先に。


「天空の蜂」
以下、ものすごくネタバレです。ご注意下さい。

予告編で綾野さんはヘリを原子炉に落とすというテロリスト役ということはわかっていました。
あと、子供がなんかの間違いでそのヘリに乗ってしまい、父親(ヘリの設計師)とその同僚(?)らしき原発の開発者が出るらしい。
仲間由紀恵さん扮する女性従業員がどうやら共犯者らしい…

そこらあたりまでは予告編で読める内容…

前半三分の一ぐらいまでは、ある意味ありがちなテロ事件的な流れでそれほど衝撃的な内容ではなく(先が読めるといった意味で)なんで自衛隊がかかわるような(兵器でしょ?)ヘリの納入現場に子供が入れるかなぁ…という突っ込みをしながら斜に構えて見ておりました。
とりあえず綾野さんは凄みがあってかっこいいなぁ…(デレデレ…)ってな具合…(← 不真面目。作品鑑賞の意思が感じられない。)

そんなふうにへらへらしながら見ていたのですが、原発、元原発作業員の白血病、決死の覚悟で子供を救出する航空自衛隊員などなど…なに、この作品。私のことを煽ってるの?いたぶってるの?とだんだんドキドキしてくる。

震災後、私も一時期原発問題にのめり込んで原発鬱のようになった前歴がありましたので。
登場する人たちに共感しないまでも気持ちはわからなくもない。

『空飛ぶ広報室』ではさわやか航空自衛官だった綾野さんはどうやら今回は切り捨てられたエリート航空自衛官(らしい)。
ラジコン好きが高じて自衛官になったのか、その辺までは描かれていたなかったけれどヘリの開発にかかわるほどメカには詳しいという設定のよう。
クーデター(?)が発覚して(?)自衛官を辞めさせられて末端の原発作業員になり、どうやら自分も白血病を発症しているらしい。
それで自暴自棄になったのか、自分が開発にかかわっていたヘリを取り戻し、自分たちを使い捨てた国と臭いものに蓋、必要だけど汚いものは見ないふり一般人たちに見せてやろうと原発にヘリを墜落させることを計画する。

自衛隊も原発も今では必要悪のような存在になっているけれど、何もないときはその存在も忘れている。たぶんほとんどの人が。私も、そう。

私の場合、たまたま自分の子供が自衛隊に入って、震災に合って原発のことを考えるきっけがあってそのころ原発に詳しい知り合いがいて…だから、たぶんほかの人よりは少し詳しくて、色々考えたことがあった。

この物語には、父親と子供のかかわりということも絡んでくる。

どれもこれも、これが正解とか、何が悪くて何が正しいとか簡単には割り切ることができないことばかり。

「天空の蜂」って、なぜこういうタイトルなのか、蜂が怖いということは刺されなければその怖さが子供はわからないって、だから刺してみせるのだ。っていうことなのかな?でも、なぜ天空?私の読解力では一度見ただけではそこまで読み取れませんでした。

犯人は何を考えさせたかったのか、結局失敗だったのか成功だったのか、犯人は共犯の女性(仲間さん)と綾野さん扮する元自衛官を利用しただけだったのか。

なんだかいろいろ宿題を投げかけられたような重い映画でした。

それはともかく…綾野さん、色々凄過ぎ…迫力ありすぎで心臓に悪いです。監督さんが「出番は少なかったけれど、ずっとそこにいたような感じ。(綾野さんの出ているシーンの存在感がありすぎで、強すぎるから)それに負けないようにほかのシーンを強くしなければならなかった。」というようなことを語っているのを読みましたが、頷けました。



「ピースオブケイク」

「天空の蜂」に比べればずっと気楽に見られる恋愛物語(?)
綾野さんが好きだし、「君に届け」からわりあい好きな多部未華子さんが出てるので見たわけですが、まあ、つまらないっちゃつまらないストーリーではあります。
やたらラブシーンというか、チュウしたり絡んだりがあるんですが(一人で見ていたら、ちょうどそういう場面で旦那が乱入してくるし…)あんまりドキドキするというより笑っちゃうのはなぜ?っていう不思議なラブストーリー。

感想をちらちら見たら、リアルで共感できる、とか、身に覚えがある人は痛いはず、とか。そんな発言が…

そうなの?こういうのがリアルな恋愛なの?

確かに、現実の恋愛はお話のような素敵なものではないんでしょう。色々ありますよ。きっと。
そんなことは恋愛経験のほとんどない私でもわかります。

ただ…

ほぼ片思いしかなかった私の人生経験から見れば、ヒロインの志乃ちゃんの悩みはかわいくてモテるがためのもの。
一人は淋しいから、つい言い寄られるとそんなに好きでもなくてもつい付き合っちゃう。挙句の果ては二股?浮気?そして振られる???

ないですから。
言い寄られたこと、ないですから。
男にだらしなくなりたくてもなれませんから。
二股とか浮気とか、ありえないし万が一そういう場面になりそうでも不器用ゆえに直前で回避行動に出ます。無意識に。

遥かむか〜しに、たった一度だけそれに似た場面に遭遇しましたが、(見合いの後、相手に返事をしていない時期に以前気になっていた人からアプローチされたこと。)瞬殺で断ってしまいました。
呆れられました。母とかに。
「試しに付き合ってみてから断ればいいのに〜」って。
そうなんでしょうね。普通なら。
ですが、私的にはそれは二股で許せないんです。
めんどくさい性格です。だから、彼氏いない歴2×年だったのかな〜(もう昔のことだからどうでもいいが)

だから、綾野さん扮する髭の京ちゃん(店長)が「君のことはすごく気になる(惹かれる)けれどあかり(同棲の彼女)と別れる気はないから」ときっちり断るのはうんうん、と共感。でも、だったら優しくするなよってのはあるが。

結局、志乃ちゃんは自分から誰かを好きになったことがなかったのかな。
京ちゃんに一目惚れしたのが初恋だったのでしょうか。実は、純で奥手だったということか。
それは京ちゃんも同じことで、結局志乃ちゃんと別れてからあかりともきっちり分かれて一人だったみたいですもんね。

なんだ、二人とも初めて人を好きになるってことを知ったってこと?大っ嫌いじゃないじゃん。大好きでしょ。
そこそこ年も食って恋愛経験も(肉体経験も)あって大人のようでいて実は初々しく見えるのは私だけ?

リアルでドロドロで屑でかっこ悪い恋愛物語じゃなくて、私にはかわいいラブストーリーに見えたのは、かわいい綾野さんのせいでしょうか。

結局、今回も綾野さんへの惚気だけの感想でした。


「ピースオブケイク」の前に「Gold」(ドラマ)も見たのですが、その感想はいずれ近いうちに。(たぶん)

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