メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

むぅびぃ・とりっぷ

自然と野生の讃歌「レヴェナント 蘇えりし者」 

2016年06月01日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

ディカプリオが、念願のアカデミー賞の 主演男優賞を取ったという作品、「レヴェナント 蘇えりし者」をようやく見に行った。タイトルの「Revenant」は「帰ってきたもの」「亡霊」などという意味を持つとの事。狩りの途中でクマに襲われ瀕死の重体に陥った事で、仲間にじゃまにされさらに息子まで殺されてしまった男の物語。全身、クマに襲われ傷だらけの状態だったが、奇跡の生還を果たし、そして息子を殺した男に復讐するまでの壮絶なストーリー。2時間半という長い上映時間だが、それも気にならない緊張感が持続する。戦いの場面など、とてもリアル。静寂の中、いきなり弓矢でひとが倒れる場面なども、実にみごとなスピード感。そして木々や背景の山並、水に反射する光など自然がとても美しかった。監督は、史上3人目の快挙となる2年連続のアカデミー賞監督賞を受賞したアレハンドロ・G・イニャリトゥ。2014年は、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』にて、作品賞、監督賞、合わせて4部門を受賞した。今回の作品では、脚本・製作も務め、大自然が猛威をふるう極寒の地で自然光のみを使った9ヵ月間のロケ撮影を敢行した。映画のなかで一番、驚いたのはこのシーン。一人、雪が降る冬の山を馬に乗ってさまよう。追ってから逃げる途中で崖から落ちて、馬は当たり所が悪く死んでしまう。その馬の腹にナイフを入れて、手を中に入れ、内臓を取り出す。『それを食糧とするのかな?』と、おもっていたら、いきなりその動物の内臓を取り出して空いた腹の空間に、男はもぐり込む。暖を取るため、動物の死体の中にもぐりこんで眠るという、なかなか想像のつかない、寒さのしのぎをするので、これには驚いた。馬の腹の中が「かまくら」か、もしくはテントに変身したわけだ。まるで、馬の子供にでもなったようなシーンだ。人間がどたんばで生きようとすることのすさまじさが、良く出ていた。

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR







掲載されている画像

    もっと見る

上部へ