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老いてなお

ハンカチを用意しましょう 

2016年05月07日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

”映画バカの会”での上映会で.........
  「ソウルの神様」レイ・チャールズ

母子家庭であり、7歳の時に失明し15歳で孤児となったレイ。

母は自分に何かあれば、盲目の息子が1人で生きることになる。

だから甘えたい盛りの7歳のレイを、愛ゆえに突き放した。

ある時、玄関でつまずき転倒したレイは「ママ、転んだよ助けて!」と泣いた。

部屋の隅にいた母は、助け起こそうとしたが思いとどまる。

息を殺して子供を見つめていると、彼は誰もいないと思って泣き止んだ。

そして部屋の隅で鳴いているコオロギに気付くと、つかまえて手の中で聴いたり1人遊びを始めた。

“大丈夫、息子は生きていける!”
  そう思うと涙が溢れ、声が漏れた。

「ママの息が聞こえた。そこでしょ?」
        「ママはここよ」
「なぜ泣くの?」
        「…幸せだから」。

このシーンでは涙があふれ止まらなかった。
また周りの席からも、もらい泣きの声がさざ波のように広がってきた。



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