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流老記
正直者
2016年04月01日
テーマ:テーマ無し
夕方まで曇り、で
夜には冷たい雨。
桜満開の金曜夜だが
この雨の下で花見は少ないだろう…
花より酒の連中しか居ないんじゃないの。
きょうはエープリルフール。
子供の頃は、
嘘ついてもいいんだよ、が定番。
子供の嘘なら可愛いものだが
大人になっても嘘が止められない。
しかも、巧妙になってくる。
ウソつき!
頭の中に、
今でも残る女のひとことを
4月1日が来るたび思い出す。
誰に教わった訳でもないのに
男の嘘をすぐ見破る女の直感。
誰に教わった訳でもなのに
嘘を追及されると流す女の涙。
何でも正直に話し
二人の間には
秘密なんて無いようにしようね…なんて
バッカじゃないの、と今なら思える。
秘密が多いほど魅力的だから
男と女が惹かれあうのに…
家庭が無い自分は
秘密のない正直者だったということか…
うん、それなら納得できる。
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