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速さ 

2011年01月21日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

大相撲初場所は千秋楽を前に白熱した勝負が繰り広げられている。横綱白鵬の強さが目立っているが、相撲を見ていてふと「速さ」ということが思い浮かんだ。「電車道」という言葉があるが、立ち合いと同時に相手を一直線一気に押し出してしまう時に使われる。かつての横綱千代の富士が大関から横綱に昇進する頃よくこういう場面を見た。千代の富士は大関に昇進する頃から急激に成績が上がっていったが、この時期に相撲の中で「何か」を会得したに違いない。
 
人生においても、この「速さ」は、あらゆる場面で大きな影響を及ぼすことが多い。ビジネスにおいても、ここぞと思う場面では一気果敢に前進することがほとんどの場合大きな成果を得る。負の産物であるクレーム処理などは、特に「速さ」が功を奏し、それをプラスに変えることさえできる。
 
しかし、「速さ」には落とし穴もある。「速さ」は単にスピードという意味の速さとは限らないのだ。すなわち急ぎすぎると危険が待っている。準備周到の上で機敏に速くでなければならない。
 
この世の中には、いろいろな人がいる。誰一人として同じ人間はいない。だからこの世の中が面白いのだが、生きていく上でこの人との交際ほど難しいものはない。行動力があり、天下一品の「速さ」を誇る人もいれば、「遅さ」が持ち前で、それ故に成功している人もいる。
 
人生においては、ある時は速く、またある時は遅く、その使い分けが必要になってくる。歳のせいか、この頃は「速く」が苦手になってきているようだ。
何事も「ゆっくり」しかし決断は速く。
 
週末から雪が降る予報となっているが、明日はブログフレンドが何人か集まり、パルコール嬬恋でスノーボードを楽しむという。午後から写真撮影に行く予定だが、雪道の運転は「速く」は厳禁である。ゆっくりとブレーキを使わない運転が雪道のコツ。
 
人生の後半、スローライフを楽しんでいるが、その中にも時折「速さ」がいることもある。世の中はどんどん進化発展しているが、この自然豊かな森の中でまるで逆方向へと向かっているような生活がとても楽しく、あちらの世界へ行くスピードも「遅く」なるに違いない。
 
写真がチョットトラぶっています。後ほどアップする予定です。
 

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