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流老記

なごり雪 

2016年03月14日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

朝から冷たい雨。

内陸では雪になってるそうだが
いよいよ
春が近づいてきているような。

この季節は、
イルカの、なごり雪、が定番か。

新幹線が通り、
情報が行きかう今と違い、
当時、雪国で生まれ育ち、
都会へ出る予定の18歳だった者にとって
想い出深い春だったはず。

都会での輝く生活を思い描きながらも
一抹の不安を抱き、
けれど
故郷に戻ることなど考えもしなかった、
18の春。

雪の残る小さな田舎駅のホームで
彼女なんかいるはずもなく、
モンペ姿の母に見送られ、
それじゃあ、なんて
言葉ひとつで汽車に乗った18の春…

なごり雪は
50年経っても降っているのだろうか。

金の卵とか、若い根っこの会とか、
今はどうしているのだろう…



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阿Qさん

根無草さん

阿Qさんの涅槃雪は
真っ白で覆われていても
近づくと
何だか酒臭いような…

2016/03/15 20:40:01

オアシスさん

根無草さん

あの頃上京した18歳には
今どきの18歳が
想像できないほどの
覚悟や感情があったように思います。

2016/03/15 20:37:12

老後

阿Qさん

青雲の志を抱いて故郷を後にしたのに、今や汚れ草臥れ老いさらばえてしまいました。
せめて真っ白な雪で隠されて逝きたいものです、涅槃雪。

2016/03/15 14:13:57

地方出身者

さん

の私の心に刺さります。

私も18の春
中央線の各駅停車で
上京しました。
夢膨らませて。

2016/03/15 10:03:53

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