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老いてなお
「外来語の使い過ぎには疑問あり」
2016年03月04日
テーマ:テーマ無し
人々にとって分かりにくい外来語をTV、新聞、週刊誌などが先を争って“時流に乗り遅れるな”“カッコイイ”とばかりに使っている。
日本語を正確に読めない国会議員(未曾有を“ミゾユウ”と発音したり、歯舞色丹諸島の読み方を “は…???なんて読むの?)達がさもさもらしく “「コンブライアンス」〜〜” と使うのを聞くと、なをのこと教養を疑りたくなる。
又、安易に和製英語をつくり, 英語表現そのものを紛らわしくするのも問題の一つである。
*「カタカナ語(外来語)にする利点と欠点は?」
外国人にとって日本語は沢山の語彙があり、とても難しい言葉だと言われてる。
例えば「自分」を指す言葉だけでも「私、あたし、あたい、うち、俺、僕、おら、おいら、わし」…ざっと思いつくだけで、こんなにあります。
英語ならば “I、アイ” 一つで済む。
なので、外来語を日本語に直すのは、日本語の語彙が沢山あるだけ楽な気が……そうでも無い。
だが最近は日本語で言えばいいものでさえ、いちいち外来語(カタカナ語)で言ったり書いたりし、それが社会の先端をいってると思ってるのが悲しい。
例えば…
*お店で
プライスダウン(値下げ) セール(特売)、〜OFF(〜割引)
ハッピーバッグ(福袋)、
リニューアル(改装)
*学校で レジュメ(配布資料)
シラバス(講義内容)
カリキュラム(教育計画)
*仕事で CEO(最高経営責任者)
コンプライアンス(法令遵守) ガーデナー(庭師)

*その他
スクリーニング(ふるいにかける)
リスペクト(尊敬)
シンポジウム(討論会)
クオリティー(品質)
フレキシブル(柔軟な)
ルックス(外見)などなど。
こんな笑い話もあった、
以前神社の祭りで「綿あめ」を「コットンキャンディー」と言って売っていた。
え!!腹の皮が捩れるほど大笑いした。
何でも英語にすれば先端?流行?カッコイイ な〜んて思ってる? も………………
でも「テレビ、パソコン、エアコン、リモコン」など、カタカナ語のほうが分かりやすいものや、短くて済むものはいいと思う。
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