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流老記

神隠し 

2016年03月03日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

朝から晴れ、で暖かい。

いつもの気まぐれで
急に思い起ち、
万年床を久し振りにベランダへ。

すると
出てくること、出てくること…
コーヒーゼリーを食べていて
急に無くなった
プラスチックの小さなスプーンとか、
単4の乾電池とか、つま楊枝とか、
タバコが2本も平たくなってとか…

そのときは、あれっ?てなもんで、
神隠しにあったとばかりに思ってた。

部屋の中を移動しながら飲んでいた
ペットボトルのキャップなど、
急に見当たらなくなった物を
昭和世代は、神隠し、と呼んでいる、はず。

物理的に無くなるわけがないから、
ちょっと置いただけを忘れているのだが、
それが思い出せないから…神隠しにする。

平成の世になると、
呆けてきた、なんて、後ろ指を指されるから
昭和生まれは辛いぜ。

昭和の時代、
神隠しは全国あちこちであったはずだが、
あんまり
話題に上がらなかったような。

田舎にいたときなんか、
祖父が、
自分の膳からおかずが急に消えた、と騒ぐのが
いつもの出来事だったが、
平成の今なら、
お前が喰っただろう、で揉めるけれど、
あの頃は
周りから神隠しだと言われ、
しょうがない、で済んでいたもの。


きょうは、
ふっくら布団で幸せだが
明日からまた
色々な物が神隠しになるかも。

カメラマンも
髪隠しにあったのだろうか…



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