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北軽井沢 虹の街 爽やかな風

ランチは5時間半 

2011年01月16日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 

 

コガラ
 

巣箱の左上、キツツキの仲間アカゲラ
 

 

 

 

 

 
雪の舞う昨日の午後12時ほぼきっかりにF夫妻の車は到着した。昨年12月3日、Fさん宅でいただいた手打ちそばを思い出す。今日は我が家にお招きしての楽しいランチタイム。美人のF夫人は、何と艶やかな着物姿であった。
 
冷えこみが続いているので朝早くから暖炉を焚くが、暖炉の反対側にある食卓の方はなかなか温もらない。例によって我が家の食前酒、五味子酒の乾盃で始まり、のっけから盛り上がる話しに寒さは吹っ飛ぶ。
 
以前Fさんからいただいていたアメリカケンタッキー土産のバーボンウイスキーをこの日のために我慢して取っておいたのだが、Fさんは私が美味しかったという蕎麦焼酎と日本酒を持ってきて、「この日本酒をのんでみて」という。ウイスキーはまたボチボチ飲んでくださいという、有難いお言葉に甘え、ビールのあとは日本酒になった。
 
酒は、新酒蔵出しの深山桜というしぼりたて生原酒。佐久にある古屋酒造店で作られた生粋の地酒は日本酒独特のあの日本酒っぽさがなく、とても飲みやすい。冬ではあるが、妻はガラス陶芸家のグラスを出した。料理も酒も旨いのだが、こういう時はやはりいろいろな話題が駆けめぐる会話があってこそ。
 
ひとしきり飲んで話して笑った後に、隣室の炬燵へと移動した。そこでF夫妻に「口笛で小鳥を呼んでくる」と言って外へ出た。雪景色の中、口笛で飛んでくる小鳥たちは、二度目の餌をもらえるなんてどうしたの?というが、今日はお客様だから特別さ、と話しながら部屋へ戻る。F夫妻はこんな時間に絶対に飛んでこないと思ったと話す。私は、鼻高々に自慢話が長くなる。
 
鎌原在住のYさんが薪割り機を持っているので、薪を持参して割ってみるととてもいいので買ったというFさん。FさんもYさんも斧を放棄して、これで、ヘンナオジサンになる資格はなくなった。寂しい限りである。
 
F夫妻もさることながら、私たち二人も、ここのところ誰とも会話をしていないので、先を競うように話しが交差する。宇宙人二人のダブルだからたまったものではない。楽しかったことは間違いないのであるが、話しが前後左右に飛んでいく宇宙の世界に入り込み、時間の経過は誰も気づくことがなく、いつの間にかあたりは暗くなりかけていた。
 
という訳で、ランチタイムは5時間半という最長記録である。
いつの間にか積もっていた車の雪を落とし、温かいムードを残したままF夫妻はにこやかな笑顔で雪の中へと消えていった。
この地の自然を求めて永住を決めた同じ価値観を持つ私たちは、これからもきっと良い友人として交際が進むことだろう。
 
今朝は積雪14㎝。久しぶりの雪掻きに精を出した。フワフワの軽い雪は、「おいしさうな雪がふわりふわりと」と一茶が歌った雪のようだ。
 
雪掻きのご褒美は、昨日いただいたF夫人お手製のチョコレートケーキ。
うっかり写真を撮り忘れたが、チョッピリ早いバレンタインプレゼントのチョコレートケーキは、どこのケーキ屋さん?と思われるほどの出来栄えで、見合わせた顔が自然にほころんでいる。
 
今日もまた真冬日だった。気温はマイナス11℃からあまり変化せず、マイナス9℃が今日の最高気温となったが、雪が降る日は意外と寒さは感じない。
雪掻きの後、再び降った雪が夕方には5㎝の新しい積雪となった。この分ではまた明日も朝雪掻きになりそうだ。
 
 
 

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