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もう一つの世界に導く「イマジン」 

2015年11月05日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


「イマジン」というタイトルから、ビートルズが関係あるのかとおもったら、そんなことはなくて、盲学校での話し。盲学校での恋愛というと、ぼくは聾唖者の学校での教師と学生の恋愛を描いた「愛は静けさの中に」を想い出した。主演はウィリアム・ハートであれは実にいい恋愛映画だった。『その面白さに影響を受けて、作った映画かな?』と疑いつつ、名画座でやっていたので、観に行った。同時上映は「おみおくりの作法」という映画だった。この「イマジン」という映画は大当たりだった。主人公のイアン(エドワード・ホッグ)は、義眼の男だが、杖を使わずに“手打ち”や“舌打ち”など自ら発した音の反響で自分の周りに何があるかを推理して行動するという一つの奇跡を見せてくれる。盲学校の生徒達は、『つえを使わずに歩くなんて実は見えているのではないか?』と疑うほどだ。(ちなみに、日本では目が見えない者は、道路を通行するときは、杖を携えるか、盲導犬を連れていなければならないとの事。)この映画は、目が見えずに外の人通りの多い街を歩くことがいかに困難か、そしていかに多くの想像力を総動員する必要があるかを示唆してくれる。日常の物事の見方を新しくさせてくれるような驚きがあった。男性教師の出現で、自室に引きこもりがちの成人女性・エヴァも外に一歩を踏み出すようになる。その女性とイアンが外でデートをしてテラスのカフェで交わした会話の内容が後で、全て嘘で固められた話しなのではないか?という疑いが出てくる。ここいらのストリーはまるで、スリラー映画のようでもあり、主人公の教師として男性としてその存在そのものを問いただしてくる。この映画はポーランド映画ということで、あまりなじみがない気がするのだが、ポーランド映画を勧めている映画記事のタイトルを読むと、意外に観たり聞いたりした事のある映画であることを知る。あるサイト でポーランド映画のお勧めの7選として挙げているのは、1位 灰とダイヤモンド2位 地下水道3位 戦場のピアニスト4位 水の中のナイフ5位 カティンの森6位 おとなのけんか7位 大理石の男との事だが、ぼくなら1位に今回観た映画『イマジン』を挙げたいところだ。

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