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心の軌跡

あれからいろいろありまして・・・ 

2015年10月28日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



しばらくブログを

書くことができませんでした。


時間的にも精神的にも

全くゆとりが

ありませんでした。



病院を退院して

10日間

父も私も夫も

できることは精一杯やりました。


特に父は

夜も眠れない日が続き

もう限界に達していました。


日曜日の朝

私が両親の家に行くと

父は辛そうに

「昨夜喧嘩した。」と

言いました。

父が言うには

自分がトイレに行って寝ようとすると

「おじいさん,おじいさん・・・」と

何度も声をかけたというのです。

「わしはもう眠いから寝るで。」と言うと

「眠ささん(眠らせない)」と言ったので

父はカッと頭に血が上り

思わずどなって布団を投げつけたそうです。


母はどうしたか・・・

わかりませんが

私が行った時には

「私はただ暑くてたまならなかったので,布団をうすいのに換えてもらいたかっただけやのに・・・」と

訴えました。


そして

月曜日の朝

父から電話があり

「ちょっと来てくれ。」と言うので

行ったら

「お腹が痛いと言ってるんや。わし,もうどうしていいかわからん・・・」と

小さな声で言います。

顔を見ると

口元はゆがみ目もうつろで

今にも発狂しそうな表情です。


(もうこれは限界・・・)と

思いました。



母には浣腸をし便を掻き出し・・・

私のできることは試みましたが

もうどうしようもありません。

おまけに

血尿まで

出ています。

「とりあえず病院に行かないといけないね。」

そう父にも母にも告げると

夫と共に

またあの病院に

連れて行きました。(緊急に診てもらえるのはここしかありませんから・・・)


先生は母を見るなり

「あぁ・・・こうなっちゃいましたか・・・CTを撮りますが外来では処置できません。とりあえず数日入院してください。」と言われ

私たちは

ただ頷くしか方法はありませんでした。


顔なじみの看護師さんがやって来て

「どうしたん?」って声をかけられ・・・


結局

あんなにやっかいな思いをして

やっと退院したはずなのに

戻ってきてしまいました。( 。-_-。)


とりあえず数日・・・

それからは紹介状をもらって

大きな病院に・・・

夫は

先生に

そんな話を伝えました。


先生は

「そのことについて,一度話をしましょう。」と言われました。

それが今日の夕方です。

どんな話になるのか?


でも・・・

今の私は

もう先が見えず

どうしていいか

わからないんです。

このまま連れて帰っても

また同じことの繰り返しになるのは

目に見えてます。


母は

自力で排便や排尿が困難です。

それを浣腸で・・・

私も何度かやったんです。

でも

結果的には

ちゃんと出せず

気がつくと

お腹の中に便がぱんぱんに詰まってたんです。

私には

もう無理ってことです。


それに

何より

父は母を診るのは

もう限界です。

このまま続けると

そのうちとても悲惨なことになるかもしれないと思うと

恐ろしくて

父に診てとは言えません。


どうしたらいいの?


いくら考えても

結論は出ず

今日の先生の話し合いでも

何を言ったらいいか・・・

わかりません。


「介護」って

きれい事ではすまないってことだけ

身に染みて

わかりました。


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