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父と暮らせば 

2015年08月05日 ナビトモブログ記事
テーマ:戦争映画

映画ファンの皆さん、おはようございます!
終戦記念日の8月15日に合わせて、
戦争関係の映画がTVでもたくさん放送されます。

先日、宮内庁が「玉音放送」の原盤を
再生した音声を公開しましたが、
今日の映画紹介も戦争映画「父と暮らせば」。
BSプレミアムで2015年8月5日(水)13:00〜放送。
2004年7月に観た時の感想文です。

黒木和雄監督が井上ひさしの戯曲を映画化。
ほとんど舞台劇なので、観るのをためらっていましたが、
宮沢りえさんが主演なので観にいきました。

昭和20年8月6日、午前8時15分、
広島に原子爆弾が投下された。

3年後の広島。図書館に勤める美津江(宮沢りえ)は
自分だけが生き残ったことに負い目を感じて生きていた。
ある日、図書館で一人の青年、木下(浅野忠信)と出会う。

2人は互いに好意を持つが、美津江は
“うちはしあわせになってはいけんのじゃ”と
自分の恋心を押さえ込んでしまう。

そんな美津江の前に、原爆の直撃を受けて死んだ
父・竹造(原田芳雄)が幽霊となって現れる。
竹造は“恋の応援団長”として娘に結婚を薦めるのだった…。

宮沢りえと原田芳雄の二人芝居に加えて、
浅野忠信がちょっと登場するだけで、
アクション大好きの私には物足りなかったです。

反面、内容は考えさせられました。
生き残った者が死者に対する罪悪感は
経験していない私達には想像もつかない世界ではと。
特攻隊員の生き残った者を題材とした小説が
多いのもそうなんでしょうね。

幽霊となって、美津江の恋を一生懸命に応援する
竹造との4日間の交流は優しくて、
わが子の幸せを思い死にきれない親の気持ちが
ヒシヒシと伝わって来ます。
美津江の”おとったん、ありがとういました”の
広島弁には泣けましたね〜。



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永劫回帰

yinanさん

SOYOKAZEさん、おはようございます!

人は生きるために存在しています。
死んだ人のためにも生きていかなければなりません。

と判っているけど、残された人は辛いですね。
映画とか、小説を読んで、どうしたらいいか学んでいます。

2015/08/07 09:05:11

なんとなく

さん

yinanさん、おはようございます。

なんとなく、自分だけ生き残ってしまった、申し訳なさは、わかるような気もします。
津波に遭われた方で、そんな風に仰っていらっしゃる方も多かったように思いました。
娘が心配で、恋の応援にやって来た父親の霊、これもわかるような気がします。
ありがたいですね。
死して尚、子を思う親心。

2015/08/05 09:16:34

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