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黒い雨 

2015年08月06日 ナビトモブログ記事
テーマ:戦争映画

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は「黒い雨」。
BSプレミアムで2015年8月6日(木)13:00〜放送。
そうです、今日は70年前の午前8時15分に
広島に原爆が投下された日。黙祷!

映画紹介もハッピーエンドだと、楽しいのですが、
これはタイトル通りの暗い映画です。
それでも、過去を忘れないためにも観て下さいね。
喉元過ぎれば、何とやらで戦争が出来る国へ
政治家は張り切っていますが、
国民はこの悲惨な事実を決して忘れません。

原作は井伏鱒二の同名小説を今村昌平監督が映画化。
監督いわく、
”この映画のメッセージは<低音>で
なければならない”と、カラーでなくモノクロームを選択。

キャッチコピーは
”死ぬために、生きているのではありません。
 体の中で、戦争は続いています”。

昭和20年8月6日、広島に原爆が投下された。
その時郊外の疎開先にいた20歳の
高丸矢須子( 田中好子)は
父・閑間重松(北村和夫)の元へ行くため
瀬戸内海を渡っていたが途中で黒い雨を浴びてしまった。

原爆投下から、5年後矢須子は
重松と妻・シゲ子(市原悦子)の
家に引き取られ、重松の母・キン( 原ひさ子)と
4人で原爆症に悩みながら福山市小畠村で暮らしていた。

地主の重松は土地を切り売りしながら、
幼なじみの庄吉、好太郎(三木のり平)と
原爆病に効くという鯉の養殖を始める。

重松の悩みの種は原爆症もさることながら、
矢須子の縁談が、”ピカの遭うた娘”という噂のせいで
縁談が破談になり、いっこうに進まないことだった。

そんな中、シゲ子が精神に異常をきたし、
矢須子も体調を崩す。

”正義の戦争より、
不正義の平和のほうが、まだましじゃ”の
重松の言葉は、今の時代にも通用します。
今からも平和な時代が続くことを祈るばかりです。

キャンディーズから女優に転身した田中は
渾身の演技でブルーリボン主演女優賞など
多くの賞を受賞をしています。

1989年(平成元年)制作。



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黒い雨

yinanさん

SOYOKAZEさん、おはようございます!

黒い雨が矢須子の身体を蝕んでい来ますね
髪の毛が抜け落ちるシーンはショックでした。
昨日の松井市長もメッセージで言ったました、
”広島をまでどうてくれ/元通りに”と悲痛な叫びです。
又、黒い雨の地域を拡大して被害者の補償を
政府に求めていました。

原爆を落とす方は「終戦を早めるために」と
言っていますが、
要するに実験がしたかっただけでしょう。

2015/08/07 09:14:31

悲惨

さん

政府が、戦争できる国にしようと、している今、彼らに、この映画を見せたいです。
ついでに原発問題もあるし。

何にも知らず、雨に濡れただけで、一生、原爆症に悩まされることになってしまった。
知らなかったのですものね。
悲惨です。
「日本で一番ながい日」新作版封切りですが、この広島と長崎の犠牲があって、終戦へと向かったのと思います。

2015/08/06 08:15:19

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