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吾喰楽家の食卓
真打昇進襲名披露(金原亭馬治)後編
2015年05月14日
テーマ:古典芸能
■金原亭駒松(元犬)
新真打の弟弟子で、前座になって丸一年。
滑舌という意味では、悪くない。
帰宅後、古今亭志ん朝(先代馬生の弟)の元犬をYouTubeで聴いた。
やはり芸の深さが違う。
■古今亭志ん吉(出来心)
志ん朝の孫弟子で、二つ目。
そつなく、間抜けな泥棒を口演した。
■金原亭世之介(へっつい幽霊)
幽霊のしぐさが秀逸。
襲名披露の口上で、司会を務めた。
新真打のオジと自己紹介していた。
師匠の弟弟子という意味だと思う。
後で調べたら、二つ目時代には、テレビでも活躍していたそうだが、記憶にない。
■金原亭伯楽(猫の皿)
好みの問題といえるが、この日の出演者の中で一番の芸と思う。
年齢や実力からして、落語協会の幹部でも不思議ではないが無役である。
真打の一括昇進に批判的なのが、災いしているのかもしれない。
新真打の大師匠だ。
■林家木久扇(彦六伝)
落語協会の幹部(相談役)として、襲名披露に加わった。
中トリを務めた。
噺は、自身の闘病生活、笑点の裏話、師匠彦六伝から構成されていた。
闘病生活と笑点が、長いマクラだろう。
彦六の真似は、実に見事。
声だけ聴いたら、本人と区別がつかないに違いない。
とにかく、面白い。
声を出して笑った。
涙を何度も拭くほど、笑った。
■金原亭馬生(親子酒)
師匠は、先代の馬生(古今亭志ん生の長男)であった。
馬生が早世したので、一番弟子の伯楽の弟子になった。
見るからに、江戸っ子の風情がある。
清酒で例えると、淡麗辛口といったところか。
飲んでるときは、ゴクゴクとは音を立てず、しぐさだけだ。
飲み切ったところで、プッハァと息を吐き出した。
■金原亭馬治(お見立て)
中々のイケメン。
郭話を熱演。
吉原の花魁と田舎者の杢兵衛大尽とのお話。
といっても、二人の遣り取りはなく、若い衆を経由している。
志ん生や志ん朝も得意にしていた古典落語で、まさに一門のお家芸といえる。
イケメンだからという訳でもないが、贔屓にしたい噺家の一人だ。
*****
あんまり落語に興味がない方には、退屈なブログになったかもしれない。
自分に対する復習のつもりで書いた。
収穫の多い一日だった。
伯楽師匠の巧さを再認識した。
木久扇師匠には、涙が出るほど笑わせて貰った。
馬生師匠は、一度聴きたかった噺家だ。
馬治師匠という、若手の有望株を見つけた。
口上には感激した。
落語や歌舞伎の襲名披露は、テレビで観たことがある。
実物を観るのは初めてだ。
幕が上がると、皆、正座して深々と頭を下げていた。
中央に、この日の主役である新真打が顔を上げていた。
下半身と手は、他の人と同じ姿勢である。
背中を水平にして、顔だけ前を向いている。
微動だにしない。
美しい姿だ。
師匠の口上の時だと思うが、一度だけ笑った。
姿勢は崩れない。
可愛い顔をしていた。
歌舞伎の襲名披露も観たくなった。
完
*****
写真
5月12日(火)の公演と、その日の夕餉
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とまとさんへ
コメント、ありがとうございます。
笑うだけなら、時々、あります。
でも、最後に涙が出るほど笑ったのは、何時のことだったか覚えていません。
YouTubeで落語を聴くこともありますが、これほどは笑えません。
先ずは、日曜日の笑点をご覧になっては如何ですか。
次は、出演者の方々を検索して、YouTubeで聴いてみてください。
2015/05/14 19:01:15
笑う
お仕事 お疲れ様です
吾喰楽さん 落語を聴いて、、、
涙を何度も拭くほど笑えたんですね〜
(*'▽')
笑うって健康にもいいですから〜
私も落語聴いて笑いたくなりましたぁ〜
涙を拭くほど笑ってみたいなぁ、、、
もう何年も笑ってない気がします(-_-)
2015/05/14 17:37:09
喜美さんへ
こんにちは。
喜美さんまで、おだてないでください。
傍に木があったら、登ってしまいますよ。
名前や演目を忘れないように、公演が終わった後に張り出される、演題表を写真に撮って来ます。
公演中の写真撮影は厳禁ですが、掲示物は大丈夫です。
2015/05/14 11:13:26
澪つくしさんへ
こんにちは。
勿論、志ん生師匠の顔は、何とも云えない味があります。
昔、痴楽師匠は、「破壊された顔の男」と、自ら云っていました。
ところが、イケメンも悪くないですよ。
顔に似つかわしくないことを、云うのが面白い。
イケメンが、不細工な男を演じるんです。
池波志乃さんは、先代馬生師匠の長女です。
仰せのとおり、志ん生師匠のお孫さんです。
2015/05/14 11:07:36
シシーマニアさんへ
こんにちは。
襲名披露って、こんなに良いものとは思いませんでした。
三本締めでは、高座と客席が、一体になりましたよ。
長くなるので、口上の詳細は書きませんでした。
ゲストだからか、木久扇師匠は、型通りの真面目な挨拶。
ところが、一門の師匠たちは、さすが噺家だけあり、洒落っ気たっぷりでした。
2015/05/14 10:59:25
落語
良くこれだけ観察して描けますね
私も落語好きですけれど
名前忘れて顔だけで覚えていますから
名前と顔も忘れちゃいます
此れだけかける方尊敬します
唯落語は大声で笑い体にもいいでしょうね
2015/05/14 10:23:17
金原亭馬治
吾喰楽さん (*´ー`)ノおはよ〜ゴザイマス♪
今日も抜けるような青空です!
(熱くなりそ〜(;´▽`A`` )
>イケメンだからという訳でもないが、贔屓にしたい噺家の一人だ。
どんだけ〜〜イケメンかと、
ググッテみた!
確かに〜、落語家にしておくには
もったいない程の美形じゃないですか〜!!
(σ(^.^)の趣味じゃないけれどネ!)
もったいないと言うよりは、
落語家はもう少し印刷のずれた?
よく言えば、味のある顔が向いてると思う。
古今亭志ん生(晩年しか知らないけれど)
あのガチャ歯が特徴かしら!
女優池波志乃さんの祖父?
"ブ・サ・イ・ク"が"イ・ケ・メ・ンぶる"
所が笑いを誘いますd(^-^)ネ!
2015/05/14 09:35:47
襲名披露は大好きです
口上は、面白いですね。
私は、歌舞伎の口上は何度もみましたが、役者さんたちの性格が出てきて楽しかったです。
「左団次にございます」と名乗っただけで、客席が笑いに包まれたり・・。
特に襲名披露に来ている客層はお馴染みさんが多いのでしょうね。舞台と一緒になって場を盛り上げている印象でした。
2015/05/14 09:34:48
パトラッシュさんへ
おはようございます。
“名レポート”だなんて、とんでもない。
慌てて書いたんです。
漫才師が云うには、この日、大入袋が出たそうです。
満席かつ、目出度い日ということで、出演者も気合が入っていました。
最近、文楽では襲名披露がありました。
歌舞伎は、当分、先ですか。
長生きしないとですね。
2015/05/14 09:06:11
名レポート
平伏する、噺家達の姿と同じように、吾喰楽さんの文も、ぴたっと決まっていますね。
レポートとして、申し分がないと思います。
よい高座をご覧になりました。
歌舞伎座での襲名披露も、スケールが大きいだけに、あれはあれで、見ものではあります。
機会がありましたら、一度是非・・・
と言いたいのですが、当分、大物俳優のそれは、ないかも・・・
鴈冶郎のが、ちょうど先月終わったところでもあり・・・
2015/05/14 08:41:49
Reiさんへ
おはようございます。
落語には、子供の頃から親しんでいます。
ある程度の知識はありますが、段々、点から線、線から面になりつつあります。
この日、天気が心配で、買い物もせずに帰宅しました。
ビールも缶チューハイも切らしていたので、有り合わせでスクリュードライバーを作りました。
飲み易いけど、強い酒です。
試したことはありませんが、女性を口説くときに使うそうですよ。
2015/05/14 08:39:25
落語通
おはようございます。
この調子でいくと、すぐに落語通ですね。
楽しいことが増えるのは、大歓迎! いいことです。
ところで、12日の夕餉のオレンジ色の飲み物は??
2015/05/14 08:29:57
SOYOKAZEさんへ
おはようございます。
いつもは、前日、途中まで書いたり、下書きを済ませたりしています。
ところが、昨日はYouTubeで時間を取られ、何の準備もしませんでした。
今朝、慌てて書いたので、推敲不足です。
今の問題は、先代を知っていても、当代が分からないことです。
金原亭馬生も、その一人です。
横浜で独演会をやっているようで、機会があればと思っています。
2015/05/14 08:21:57
今に・・
おはようございます。
吾喰楽さんは、よく観察していて、知らない私でも、凡その様子がわかりました。
この調子で、通い詰めたら、落語評論家吾喰楽誕生かも?
歌舞伎の襲名披露の席を取るのは難しいでしょうね?
テレビ中継でなら、見たことありますが。
2015/05/14 08:06:56