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吾喰楽家の食卓

真打昇進襲名披露(金原亭馬治)前篇 

2015年05月13日 ナビトモブログ記事
テーマ:古典芸能

国立演芸場の上席と中席の演題は、原則、噺を聴くまで判らない。
このことは、民間の寄席でも同じだと思う。
また、当日になって、出演者が替わることがある。
国立演芸場では、チケットの発売が始まっても、出演者が決まっていないことがある。
それでも、少しずつではあるが、チケットは売れていく。
出演者が判らなくても、寄席に行く人はいる。

今月の中席は、真打昇進襲名披露である。
この春、落語協会では十人の真打が誕生した。
新真打が、十日間の中席で一人ずつ披露される。
子供の頃から落語は好きだが、最近の二つ目の名前は殆ど知らない。
だから、新真打の師匠や、ゲストの顔ぶれを見て、聴きに行く日を決めた。
十二日、襲名披露される金原亭馬治の師匠は馬生、大師匠は伯楽、落語協会からは相談役の林家木久扇が出演する。

母の日の午後、テレビ寄席で木久扇師匠を観た。
噺自体は面白い。
しかし、先月の名人会で聴いた三遊亭圓歌ほどではないが、滑舌が良くない。
昨年、喉頭ガンの手術をしているので、その後遺症かもしれない。
十二日を選んで失敗したと思った。
でも、伯楽師匠を聴けるからと、自分に云い聞かせた。

いつものように、池袋で弁当とワンカップの清酒を買って、演芸場に持ち込んだ。
先ずは、電話で予約しておいたチケットを購入。
シルバー料金は、パソコンで取り扱っていないのである。
早速、資料展示室の、いつもの席で食べ始めた。
開場すれば、テーブル席で食べられるが、朝餉が早いので待ちきれない。
今回は、客の出足が早い。
やはり、朝餉が早かったのだろうか、あちこちで、弁当を広げている。
食べ終え、飲み終えても、開演まで三十分以上あった。
スマホでブログやメールをチェックし、それが終わると寄席のパンフレットを見て過ごした。
着々と気持ちは、落語モードに変わっていく。
結構、この待ち時間が好きなのだ。

つづく

   *****

写真
5月12日(火)の昼餉と演題(国立演芸場)



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きらりさんへ

吾喰楽さん

こんにちは。

きらりさんだって、京都で贅沢な時間を過ごされたのでは。
本来の目的は、残念な結果でしたが。

1杯では、ほろ酔いには・・・
せめて、2・3杯は。

2015/05/13 17:38:13

至福の時間なのでしょうね♪

きらりさん

羨ましいなぁ(^^)b

何て贅沢な時間なのでしょう。

ほろ酔い加減で心もリラックス♪

極楽極楽・・・・・ネ!

2015/05/13 14:04:15

マリーさんへ

吾喰楽さん

こんにちは。

体調は上々です。
特に消化器系が、絶好調です。

今月は、あちこちではなく、個々だけです。
中席は、3回予定しています。
隼町に引っ越したいくらいです。

行く前、当日、行った後と、3回楽しめます。

2015/05/13 11:12:53

澪つくしさんへ

吾喰楽さん

こんにちは。

"へっつい幽霊"のオチ、よくご存知で!
私も、大概の演目は、何となく覚えています。
昨日の中では、“親子酒”でしょうか。
今までに、何度聴いたことか。

何度聴いても、面白いですね。

2015/05/13 11:08:02

早弁

さん

朝餉が早いので待ちきれないとは体調がよい証拠。

今月もあちこちと楽しまれているようですね。

終わった後の満足感と始まる前の期待感というのはあります。
期待が大きいと大体は満足できますが、期待してないのに満足できたときはちょっぴり嬉しいです。

2015/05/13 10:53:19

演目

澪つくしさん

吾喰楽さん (*´ー`)ノおはよ〜ゴザイマス♪

またお楽しみでしたね♪

今回の演目を見て、聞き覚えの有るのは
"へっつい幽霊"くらいですね〜

なんせ子供の頃のうろ覚えですから・・・

たしか・・・
オチは"幽霊だから、足は出ない"かな?

2015/05/13 09:34:42

Reiさんへ

吾喰楽さん

おはようございます。

当初、前篇と後編に分ける予定は、ありませんでした。
でも、長くなりそうなので、急遽、変更しました。

このままでは、木久扇師匠に申し訳ないです。

2015/05/13 09:04:39

いいですね

Reiさん

もう慣れたものですね。
待つ時間もまた楽し…(^_^)
ワクワク感が伝わってきます。
私も「後篇」が楽しみです。

2015/05/13 08:59:54

SOYOKAZEさんへ

吾喰楽さん

おはようございます。

本文では触れませんでしたが、今回の弁当は、中々の味でした。
「御馳走二段小箱」という、可愛らしい弁当です。
見た目より、ボリュームがありました。
半熟卵、椎茸と海老しんじょ、鶏ももの照り煮、そして野菜などです。
ところが、シシトウの下にシバエビ、黒豆の下に鮭の西京焼きが隠れたいました。
ご飯に散らした小女子も、山椒が利いて、美味しかったですよ。

2015/05/13 07:48:10

待つ間も楽し

さん

おはようございます。

「待つ間も楽し」で、若かりし日のデートのことを思い出しました。

今日は、どうだろう?
期待とちょっとした危惧が交錯する、気持ちが、よく書かれていますね。

今回のお弁当も美味しそう♪

2015/05/13 07:32:29

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