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独居シニア通信

事件 

2015年04月06日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



その事件の発端は、とあるパーキングの出来事から始った。
午前10時、普通の主婦たちなら、朝食の後片付けも、洗濯干しも、掃除も終わって、
ほっと一息、お茶を飲みながら、リビングのTVをつけたところであろう…

事件はそんなときに起きたのである―――。

隣の駐車場から、突然大きなクラクションが、鳴りだしたのである。
それはほぼ、10分ぐらいの間隔で、鳴り響いてて、
赤ちゃんがいる家では、迷惑なこと、このうえない。

1時間くらいはガマンしていたアスカ夫人だったが、
どうにもクラクションの大きな音に、ガマンしきれなくて、
スリッパのまま玄関を飛び出し、隣の駐車場の電話をメモして、
家にもどり、駐車場の管理会社へ電話をしたのであった。


「隣の駐車場のクラクションが、鳴りっぱなしで、子供が起きてしまうのです。
 何とか、持ち主に連絡していただけませんでしょうか?」

「はい、わかりました」

という管理会社の言葉に安心して、電話をきったのだったが、

昼食の用意をしている間も、食べてる間も、

一向にクラクションの音は、止まらなかったのである。



時は無情にも、クラクションを鳴り響かせながら、いたずらに過ぎてゆき―――、

3時になってもクラクションの音は、止まらなかったのである。

駐車場の管理会社は、何をしているのだろう。。。と焦ってみても、
事件は一向に、解決しそうになかった。

こんな状態では、夜もおちおち寝ていられない。
安眠妨害は、寝つきの悪いアスカ夫人には問題がでてくるので、
極力避けてもらわねば、新たなる事件につながるかもしれないのだ!!
註:寝つきが悪くなると、頭がぼーっとして、玉子を数個買ってしまう事件!

こうなっては、最後の手段にでるしかない!

アスカ夫人は、世界に冠たる日本の警察に、電話することにした。

「あの〜駐車場のクラクションが、朝から鳴りっぱなしなのですが。。。」

「警察が自動車のドアをこじ開けて、クラクションを止めるわけにはいきません。」

「えーっ、ではずーっと一晩中鳴りっぱなしになるのでしょうか?」

「警察は、管理会社に持ち主を探してもらって、連絡してもらうようにしています」

「あの〜、ひょっとして、これだけ待っても、持ち主に連絡できないっていうのは、
 持ち主が、なにか事件に巻き込まれている可能性はないのでしょうか…」


と、言って、アスカ夫人は警察への電話を、切ったのである。


それから30分ほどしたら…

何やら隣の駐車場がザワザワとしている…

うん? 何かしら…

と、窓から隣を見てみたら…

駐車場の管理会社の自動車が来てて、

問題の自動車を取り囲んで、現場検証(?!)

―――で、クラクションの音が消えて…

やっと朝から鳴りひびいていた、迷惑自動車のクラクション事件は、解決いたしました。


こんなに長い文章書いたの、アスカブログ始まって以来だわ…
最後まで読んでくださった方、いらっしゃるのかしら…
だったら、申し訳なかったわねぇ…お時間取っちゃって…
この物語は、限りなく事実に近いフィクションです…エヘヘ(滝汗(^^ゞ )


本日も読んでいただいて 2015年4月6日  byアスカ

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