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心の軌跡

高齢者は自分の話をしっかり聞いてくれる人が大好きのようです 

2015年03月20日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



←2階の窓から下を見下ろして撮りました。椿の木が大きくなって,下から見上げても花が見えません。


先日,両親の介護保険の申請に際し

市から聞き取り調査に

女の方が来られました。


私もその場に

同席したのですが

さすが高齢者相手のお仕事をされてる方です。

物言いがとってもソフトでやさしいのです。


ちょっとしたことでへそを曲げて怒り出す父も

にこにこして市の職員の方の質問に

答えていたのにはびっくり!


たとえば

「○○病院に行かれているのですね。どうやって行かれてますか?」の質問に

父は勘違いして

「あのなぁ。そこに太い道があるでしょうが。あの道をなっ,まっすぐに行ってそれからな・・・」と

道順を話し出したのです。

私なら

「いやいや,道順じゃなく手段だよ。」と

話を遮って言うところなんですが

この方は勘違いとわかった後も

黙ってうなずいて

「あぁ,そうですか。うんうん・・・」と

にこにこしながら聞いていました。

私はこのままでは時間がかかると思ったので

「お父さん,自転車で行っきょるやろ?。」と言うと

父は

「そうや。」と答えたので

市の方は

「そうですか。自転車で行かれているんやね。」と

記録用紙にそっと書いておられました。


それから

ちょっと聞きづらい項目については

「ごめんなさいね。書いとるから聞かないかんので失礼やと思うのですが・・・」と

前置きして

「今は何月でしょうか?季節は?」と

いわゆる認知症の検査のようなことも

ソフトに聞いてくれたので

父も母もいやがらずに

答えていました。


そして

手を上に上げたり片足立ちしたりして

身体能力を診る時に

母は

普段は杖をついたり手押し車を押したりしていて

とても無理やろうと思うのに

やってみせるんです。


箪笥なんかに片手をついた状態でなら

なんとかできるのですが

本人は

手をつかなくてもできるみたいなことを言いだし・・・(・_・?)

ちょっとでもよい状態を見せたいようで・・・


でもしゃんしゃんしてたら

介護保険の認定はされないんじゃないかと

私なんかは思うけど

どうなんやろう?


一方父は

そんな母を見ていて

自分もやってみせるんです。

「すごいですねぇ。ご主人様はすごく足があがってますねぇ。」と褒められ

うれしそうに笑う父。(こんな顔は,最近めったに見ないだけに,びっくりです。)


そして市の方が帰る時に

なんと二人とも玄関を出て

この方を見送ったんです。


市の判定はどうなるかはわかりませんが

母は「ディサービス」に行きたいみたいです。

父は今のところ乗り気でないのですが

行ってみたら

今回のように

とってもよい方に巡り会えるかもしれないので

父にも

思い切って行ってほしいと思っています。


高齢者は

自分の話をしっかり聞いてくれる人が

大好きです。


娘の私は

時としてうっとうしいと思うこともあるのですが

自分もいつかはそうなる身だということを

しっかり自覚し

高齢者にはやさしくソフトに接したいと

つくづく思う今日この頃です。


ちょっと私の車がないと

「どこ,行っとったん?」と聞き回る母。

父に伝言しておいても母には伝わっておらず

あわてたげにして電話をかけてくる母。


そのたんびに

(もぅ。) (-.-#)

となる私。


反省です。(ー。ー)


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