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北軽井沢 虹の街 爽やかな風

研修最終章 

2015年03月12日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し




























例の赤い薬の効果か、朝6時すっきりと目覚めた。6時からシャワーはOKと聞いていたので早速風呂場へと足を運んだ。前夜は研修を真剣に?取り組んでいたため、噂の浴室へ来られなかったが、木目のような石張りの浴室から外の自然を楽しめるようになっている。
 
7時からは散歩タイム。建物の周りには全長1200mの散策コースが作られていて、ところどころにモニュメントというか自然の中に工作物が作られている。たとえば鳥のマンションとか、オオムラサキのツリーハウスなどが自然の木々に囲まれた中につくられていた。その日選ばれた若き散歩リーダーのT君の説明が素晴らしく、新鮮な空気や風、そして自然の中で聞く様々な音や動物の足跡などを楽しんだ。
 
散歩タイム後の朝食は、はるばる北軽井沢からやってきてくれた「C#カフェ」の八木岡夫妻と長男幹樹(ミキト)君。玄米ご飯に様々なおかずと味噌汁は、何度もおかわりに通う若者たちを喜ばせたが、さすがの私も朝からのおかわりはできなかった。
朝食後、外を眺めると浅間連峰の山々が美しい。安藤百福記念センターから望む浅間連峰は、東から剣ヶ峰(2280m)、浅間山(2568m)、牙山(2038m)、黒斑山(2404m)、高峯山(2091m)、水ノ塔山(2202m)、三方ケ峰(2040m)、見晴岳(2095m)、湯ノ丸山(2101m)、烏帽子岳(2066m)。この山々が東西にずらっと一直線に並んで見える景色は圧巻であった。
 
研修は社長への質問コーナーの後、参加者全員がそれぞれ前に出て、一人ずつ「ルオム宣言」を発表して閉幕した。若いスタッフたちは、それぞれが持つ課題に取り組み、前進する意欲溢れる宣言を語ったが、最長老参加者である、みんなから会長さんと呼ばれて慕われているあの「母乳のTさん」は、映画で見たデルス・ウザーラとまではいかないまでも、デルス・ウザーリくらいの役目は果たしたい。自分の持っているものはすべて伝えていきたいと抱負を語ったのが印象的だった。二番目に古い人間の私も、もはや何の力もないけれどこの人生の経験を少しずつ伝えていきたいと語った。デルス・ウザーラがウザーリになったなら、もうラリルレロの順で私はデルス・ウザールだと同僚のHさんに言うと、それじゃ僕はデルス・ウザーレ?・・と、愛敬のある笑顔を見せた。
 
研修の一番の成果は「きたもっく」のスタッフが一堂に会し、寝食を共にしたという経験に違いない。この研修が「きたもっく」全体の人間関係をより豊かなものにしたことは、大きな力となるだろう。そして私がルオム宣言で言い忘れたことを一つここに書き記す。
それは、高齢者である私を、こんな素晴らしい場所で働かせてくれる社長に感謝したい、ということだ。そして私の老後は今のところ80歳と考えているが、こんなに毎日活力をもらうからには、それがひょっとしたら90歳になるような気がしている。
 
今日という日は、あの大震災から4年が経ったあの翌日である。私が北軽井沢スウィートグラスへ初出勤した記念日。いよいよ5年目に突入したが、キャンプ場スウィートグラスを軸に「きたもっく」が大きく飛躍するのを目の当たりにする喜びに、ますます活力が湧いてくるような気がしてならない。
 
 

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