毎日６０００歩

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メリーウイドーへの道

2015年03月11日ナビトモブログ記事
テーマ：山の暮らし

毎日の散歩は往復6000歩のアスファルトの林道歩き。展望台まで登り、そのあと下りるのが脊椎間狭窄症や股関節痛にちょうどいい。トレッキングポールをつかい、関節に負担をかけない様に歩幅を大きくして歩く。これが大腿四頭筋や坐骨神経に効果があるのがこの２年のトレッキングで判明した。

下って登るよりも登って下る方がいい。街中の平坦な道では効果が無いのもわかった。

冬じゅう積雪や凍結で散歩ができないと、筋量が落ちてとたんに腰痛が起きるから、今や欠かせない6000歩になっている。調子が悪い時にはとにかく6000歩。ジムなど無いからこれが筋トレになるんだね。

時々峠越えの車が通るから山道でも心細くない。殆ど車は来ないから道の真ん中を歩く。人は全くいないから、のんびり木々や小鳥や植生を観察できる。早春の今は枯れ木の中にアブラチャンやダンコウバイのもえぎ色が目立ち美しい。

小鳥たちもさえずりはじめ、つがいで恋の季節。トンビだって負けられない。頭上に大きく輪を描きながらなめらかな飛翔を繰り返している。こちらも番い。

遠くの山稜に抜けるように青い空、白い雲。

人家も全くないから、道端の木や石や小川や崖にネーミングして目印にしている。

たとえば、太郎の岩、次郎の岩、三郎の岩、太郎の泉、次郎の沢、三郎の枯れ沢。朴ノ木のほおじい、太朗杉、熊泉、静御前さくら、頼朝冬桜・・・・まだまだあるけど割愛。
あ、ギザギザ桜なんてのもあった。

どんな時期に何が咲くのかもわかった。ミヤマオダマキ、サラシナショウマ、アキギリ・・・

春になり、山道での歩く冥想が続く。