メニュー

十兵衛の奮闘記

地域の縁側フェスティバルとは? 

2015年03月09日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

先週の3月5日(金)、手前は川崎駅近くの東海道かわさき宿交流館で、川崎区役所地域保健福祉課が催した「地域の縁側フェスティバル」で『独楽芸とガマの油売り』を披露し、その後20分位大道芸を始めた経緯等の話をしてきたのでござる。そもそも『地域の縁側』とは?一体何のことかと申しますと、用意されたチラシには、次のようなことが書かれていたのでござる。「おいでよ!まちの縁側へ。ちょっと寄ってみませんか?かつての日本には、ご近所の縁側に腰掛けて、楽しくおしゃべりしたり、情報交換したりする風景がありました。また、ご近所同士で気にかけ合い、困ったことがあれば気軽に助け合う、そんなご近所づきあいがありました。時代が変わり、生活は便利になりましたが、マンションも多くなり、縁側があるお家もみかけられなくなりました。お互いが気にかけ合うことも少なくなり、ご近所づきあいが希薄になってきています。『まちの縁側』は、近所の人たちが気軽に寄れて、お茶を飲みながらおしゃべりしたり、歌をうったり、情報交換したりできる、「かつての縁側」のような場所です。近くに住んでいれば誰でもかまいません。まずはちょっと、寄ってみませんか?」。正にいま問題となっている地域交流の希薄化を打ち破ろうというもので、手前も全面的に賛同し、喜び勇んで『地域の縁側』に参上仕ったのでござる。当日は、手前の大道芸を楽しんで頂いたあと、川崎区内に既に13ヶ所ある地域の縁側活動を疑似体験する為に、小物作りや体操やお茶飲みなどのコーナーがあるというもので、主にご近所にお住まいの元気なシニアの方が50人以上も参加されたのでござる。やはりこのようなイベントに積極的に参加されるお立会いの方々は、活発で反応が非常によく、手前も久し振りに気持ちよく演技を披露することが出来たのでござる。演技後、「昔を思い出した!面白かった!楽しかった!」と感想を聞くと、これぞ「大道芸人冥利に尽きる!」というものでござった。その後、縁側活動体験をするために、体操、小物づくり、お茶のみの3つのグループに別れたのでござるが、やはり健康に気を遣っておられる人が多く、体操のグループに参加する人が圧倒的に多かったのですが、手前は、お茶飲み懇談のグループに参加し、「お茶飲みばなし」に花を咲かせたのでござる。その中で、手前が特に印象に残っているのが、あるシニアのご婦人が、「わたしは、特に芸事などは持っていないので、現在『けいちょう』ボランティアをしております。」と話し始められたことで、一瞬『けいちょう』とは?!と思ったが、話を聞き始めると『傾聴』だということがわかり、老人ホームなどに行って、お年寄りの話の聞き役となっており、特に認知症の方のお相手をされているとのことで、「普段口をきかない認知症の方の手を擦ったりしていると話し始めるのですよ!」とにこやかに話されていることでござった。素晴らしいボランティア活動で、これぞ「人に喜ばれるものを一つ持て!」のその最たるものではないかと手前は深く感じ入ったのでござる。又,もう一人のご婦人は、「介護相談員」ということで、地域で毎日忙しく過ごされているとのことで、ここに来た人たちは、本当に「キョウヨウ」と「キョウイク」が備わっているね!と皆で笑った次第でござる。(注:キョウヨウ=今日用がある。キョウイク=今日行く所がある。)その後もご近所話しに花を咲かせ、アッと言う間に小一時間が経ってしまったのですが、このような地道な活動が、地域の『見守りの輪 助け合いの輪』となってくのではないかと改めて認識した次第ござる。今回手前にとってもいい経験をさせて頂いたと思っておりまする。(完)

>>元の記事・続きはこちら(外部のサイトに移動します)





この記事はナビトモではコメントを受け付けておりません

PR







掲載されている画像

    もっと見る

上部へ