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流老記

オモテナシ 

2015年03月04日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

春らしい一日。

予定通り、車で出かける。

訪問先で
丁寧な出迎えと細かな気づかいに
天邪鬼な自分としては
裏の意味を探ってしまう悪い癖。

五輪招致におけるオモテナシ、は、
あまりにも有名な単語となった。

しかし
自分流に理解しているオモテナシ、とは
金の臭いがプンプンしている接待、の意味。

見返りを求めない接待は、
思いやり、という単語だったと思う。

今の日本では
思いやり、がどんどん減って
オモテナシ、が増えているような。

医療でも、教育でも、何でもかんでも
金の有る無しで
サービス内容にピンキリが生まれ
オモテナシのサービスばかり。

貧乏人は、
オモテナシを受ける資格なし、か。

資本主義だもの、仕方ないわさ。


昔、京都へ出張仕事で行き、
とある所でオモテナシを受けたが、
心休まることは無かった。

こちらを値踏みしながらの接待が
何とも居心地悪かったのだ。

彼らにしてみれば
京都人以外は、みんな田舎者で
落とす金額によって
オモテナシを変えてくる。

波乱万丈の歴史が
何代にも渡って
作り上げて来た気風なのだろう。

東京五輪を控え
日本国中がオモテナシの体制だが
思いやり、とオモテナシを混同すると
トラブルだらけとなるにちがいない。

前記した京都の出張には
例のカメラマンと一緒だったが
先方の、
いかにも京都美人な担当者が
おぶでもどうどす、
みたいなことを言われたとき、
あいつは、
オレンジジュースがいい、なんて言って
場を白けさせたっけ。


イヤミも、オモテナシも、思いやりも、
みんな混ぜこぜにして
上手く使いこなすのが
新しい日本人なのかもしれない。

古い日本人ですが、何か?
ってなことを言って
若い奴らに嫌われるのも
いいかなあ…



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おもてなしに

さん

裏があるとは知らなかったです。
私も都会の人じゃないんですね。
京都の人がみんなそうは思ってないと思うけど、カメラマンさんの「ジュースがいい」と言われたら可愛いと思ってしまうだろうな。

2015/03/05 16:45:56

京都の人が

ハナコおばさんさん

おぶでも・・・という時は、早く帰って、という意味が含まれているとか、聞いたことあります。
よくわかりませんが(^^;)

信州の田舎者にとっては、思いやりくらいしか、考え付きませんです、はい。(単純…!)

「接待」は、仕事だから見返り求めちゃいますよねぇ。.。o○

2015/03/05 16:25:58

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