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S・ストーリー【名前の無い関係】最終話 

2015年01月31日 ナビトモブログ記事
テーマ:暮らし

     ===========
里子は彼が来るこの日を自宅オフィスとする
在宅勤務日にしてある。
米国に本社がある里子の会社でも、仕事一辺倒
ではなく、プライベートも充実させたいという
社員の要望を取り入れた在宅勤務を一般化させて
いたのだ。
しかし、こうしたワークスタイルには高い自己
管理能力があってのこと。
その点も里子は、勤務するこの外資系企業の
縛りの少ない社風と、自由の中の緊張感が好き
であった。
自宅に居ながらのネット会議が終わる15時半過ぎ
には彼が来るだろう。
仕事の合間、合間に一緒に食べる鍋の準備もして
おいた。
季節風が吹く寒い冬の夕餉には‘やっぱり、お鍋でしょ!?’と、
前日に買い物も済ませてあるし、ビール
や辛口「大吟醸 金冠黒松」も用意し、リラックス
気分で在宅での仕事をこなした。

16時前に玄関ドアーのチャイムが鳴った。
早足で玄関に向う里子。

ドアーを開けると、照れながら遠慮気味に立って
いる彼。
ハグをしながら頬を合わせるいつも通りの挨拶を
交わす。
駅から歩いてきた彼の冷たい頬が、仕事終わりの
里子には気持ちよく感じられた。
相変わらず、煙草の匂いが漂ってくる彼である。
‘ほっぺ、冷たくて気持ちいいけど、外は寒かっ
たですか!?’
そういって身体を離し、二人して互いの姿を眺め合う。
‘ふむ、ふむ、今までお仕事だったのですか!?’
里子のフリースの部屋着姿を眺め、おうちスタイルで
仕事をする目の前のキャリアウーマンを愛おしそうに
見ている。
‘はい、これが一番なんです’
‘ふぅ〜ん’
‘何か、おっしゃりたいみたいですね’
彼と里子はいつも丁寧語であったり、尊敬語で話す
ことが多いのだ。
‘いえいえ、何も言いたいことはありませんよ’
そう言いながらも、どちらからともなく身体の
何処かに触れながら、リビングへの廊下を進んでいる。

里子が彼をマンションの自室への出入りを許可
したのは、この半年前位からだった。
今回で3度目の来訪となる。
‘今日はお鍋にしました。あんこう鍋を用意して
いますが、お好きならいいのですが’
関西人にはあまり馴染みがない魚、鮟鱇である。

彼の生まれ育ちは東京だか、十数年前から家も
職場も関西が拠点ではあるが、ここ数年、日本橋に
ある東京本社へは頻繁に来るようになっていた。

一般的に「西のふぐ鍋、東のあんこう鍋」と
言われているので、彼も食べられるはずと、
用意した今夜の鍋。
里子はこの淡泊な味ながら、しっかりと骨に
しがみ付いたような筋肉質な身が好きなのだ。
しかし、一人でこのあんこう鍋を食べるのは
淋しすぎる。
彼が来る日を待って、食べたかったあんこう鍋に
した。
里子は、彼の好きなものを取り揃えるという、
健気さを働かすことを、敢えてしたくないと
思っている。

ぐつぐつと煮立つ鍋と美味しいお酒。お互いの
仕事絡みの話しを聞き合い、時に会社批判、
後輩社員への愚痴も出る。
彼からは旧財閥系の日本を代表する不動産会社に
勤務する一級建築士の名刺をもらっていた。
大阪支店に籍を置き、戸建住宅部門の統括部長職に
就いている。
若い時のように今は、建築図面を引くことも
ないと言う。
ほとんどが土地開発に関わる業者や各種建設業者
との交渉にあたる立場だと言っていた。
里子が勤務する外資系製薬会社とは全く違う業種の
不動産会社のためか、それぞれの立場から、
ここだけの話が飛び出し、刺激的な話が聞ける。
職種の違いはあるものの、互いの話しは興味深く
つながっている。
Bar「昴」で出会い、どちらともなく待ち合わせて
「昴」で3度ほど飲んだ時、彼の年齢が里子と
ほぼ一回り違いの58歳だと知った。
一年前に一人娘は嫁ぎ、今は妻と二人暮らしに
なったと言っていた。
でも、里子にとっては彼が妻帯者であろうが、
歳が一回り上であろうが、どうでもよい事だった。
男と女が出逢うことに、そこに計算など無いと
思っている。
偶然とも運命ともいえない、出逢ってしまったと
いう現実から動き出すか、否かだと、里子は考える。

新鮮な鮟鱇鍋は、期待を裏切ることなく美味しくて
彼も喜んで食べてくれたし、最後の「おじや」は
彼が味を調えてくれた。
すっかり部屋中の温度も上がり、身体の芯まで
温まった二人。
ごろんと二人並んで寝そべり、話は他愛無い会話が
続く。
カーテンを開け放した窓ガラスは、内と外の温度差で
外の眺めも見えない程、すっかり曇ってしまっている。

せいぜい、一か月に一度逢うか逢わないかという
二人の関係。
逢う日が決まれば、相手を愛おしく感じるものの、
一日中、相手のことを考えて暮らしているわけでは
ない二人。
お互いを尊敬し、愛し、恋しい気持ちもあるだろう。
また、それとは別に男性の彼には、周期的に来る男と
しての欲望もあるだろう。
今、目の前にいる彼が連絡してくるのは、そういう時
だと、里子は冷静に感じ取っている。
また、里子自身もそうなのかもしれない。

かつて恋をし、結婚話まで進んだ男性もいた。
それでも、里子は最終的に共に生活することは
できないと結果的に交際を絶ったのは、共有できる
空気感の違いを感じ、これは埋められないものと
判断したと。
相手には説明が難しく、黙って去る形で終わらした
ことがあると。

年齢を重ねるごとに、「究極の我まま女」になって
いることを自覚していると里子は話す。
珍しく里子はそうした過去の恋愛観をひとり言の
ように語りだした。
突然、彼がそれを制止するように里子の唇に
人差し指で触れてきた。

彼のその指は里子の首の後ろから、背骨の一つ一つを
ピアノの鍵盤を叩くように滑らしている。
ゆっくりと彼の指は優しく降りていく。
里子のフリースの部屋着の下は、何もつけていない。
それでも、里子の肌は薄っすら汗ばんでいる。
くすぐったい想いで彼の指の流れが止まるのを
待ちつつ、彼のこの独特の愛撫の形が里子は好きだ。
大きな安らぎを感じ、彼も感じさせられる喜びに
二人が満ちる時。
言葉では言い表す事が出来ないほど優しい愛し方を
する人だと里子は想い、二人はそのひと時を過ごした。

里子が住むこのマンションの住人たちの帰宅時間に
なったのか、何処からともなく、ドアーの開閉音が
鈍く響いてくる。

酔いから覚めたように気怠い身体と、ぼやけした頭で
体を起こすと、リビングのテーブル横には二人が
脱ぎ捨てたままの服が散らばっている。
普段、整頓された里子の部屋ではないような、
散らかり様だ。

‘あら、もう8時前だわ’
‘お湯も入っていますし、シャワー使って
くださいね’里子はそう言いながら、食べ終わった
ままになっているテーブルを片付け始め、彼は
‘うん、ありがとう、では使わせてもらいますね’と
先にバスルームに向かった。

この夜、初めてテレビを点けると、どの局も
気象情報やら、交通情報やら、慌ただしく
テロップが流れている。

各地の降雪量が発表され、新幹線の運行状況が
流されている。
新横浜駅から新大阪駅までの最終に乗るとしても
急がねばならない。
里子は風呂に入っている彼に知らせに行き、
一緒にテレビを観ながらネットでも状況を調べる。
それにしてもこの数時間で交通網に影響が出るほど
雪が降り積もるなんて…。
外の世界を遮断し、内なるものだけに費やした
時間を、さすがの彼も里子も慌てた。
その時、彼のスーツのポケットから携帯電話が
震えながら着信を告げている。
彼はそれを持って、廊下の方で話しているが、
どうやら妻からのようだ。
相手も怒っているのか、慌てているのか…、
珍しく、彼も慌てて言い訳をしている様子が、
室内ドアーのガラス部分から窺える。

彼は里子の家に来ることはあっても、泊まっていく
ことはない。
いや、里子も当たり前のようにそれを許すことは
しない。

数分でリビングに戻ってきた彼は顔を曇らせ、
慌てた様子で帰り支度を始めた。

そこには、里子が入る隙は無い。

これが二人の「壊れた瞬間」になるだろう…
里子は、そう思いながら電話の内容も聞かず、
帰り支度をする彼のコートを手にし、玄関で
彼の肩に羽織ってやる。

お互いに掛け合う言葉は持たず、彼は時計に
目をやりながらも里子の手を握り、ドアーの
向こうに去って行った。

マンションのベランダから見送る小さな彼の姿が、
薄っすら積もった雪の中に駅に向かって行く。
気を付けて…
‘あなた様は、もうお帰りなさい’と呟いた。
              
          ===終わり===



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クララ&アンナさんへ

彩々さん

立読みするのは調度良いS/ストーリー
でしたでしょ!?
ありがとうございます。

>飼っている12匹の犬猫たちの目線から
描いてみようかしら・笑

是非、是非!
ネコちゃん達もそれだけの数が居ると
それぞれ性格が違い、恋模様もそれぞれでしょう(笑)
急に毛並みがツヤッっぽくなったり・・・

ワンコの目線で画いたBlogをUPされて
いるナビの中にはおられますよ。

2015/02/22 06:12:48

ううふ・

クララ&アンナさん

なかなかやりますね〜

正直、感心しています

私も書くのは好きですが大人の恋の

表現力は遠く及びませんよ〜

お子ちゃまなのかなぁ・・

波乱万丈(?)だったこれまでの

年月と、平穏な今の生活を

飼っている12匹の犬猫たちの目線から

描いてみようかしら・笑

どうでしょうか・・?

2015/02/21 22:06:58

シシーマニアさんへ

彩々さん

こんにちは
お読みくださって
  ありがとうございます。

ピアノを弾かれる方には突っ込まれて
しまう描写を用いてしまった…
頭、ポリポリ掻いてます。m(_ _)m
下にYさんからコメントいただいて、
背骨を上から叩いていくと、音が違うのかな
と、答えに窮しました。(笑)

自分の生き方を変えず、さらりと恋をするって
難しいものだと思いますが、婚歴のない
この里子なら、自分の美学を通しきるだろうと、
書き手は好きなように書いてしまいます。

このナビBlogにはSoさんのような作家魂を
しっかり持った方もおられますが、私は
まだまだ、書け出しですよ。

2015/02/01 16:12:21

最後のセリフが、良いですね。

シシーマニアさん

あそこで、お互いの立ち位置が逆転してしまいますよね。子供をいたわっている様な、優しいセリフにも聞こえてきて、素晴しい余韻だなあ、と思いました。

ピアノの鍵盤、という無機質なものが比喩になっている場面も、その為に大人の時間が淡々と伝わってくるなあ、と思いました。

このブログ界は奥が深くて、凄い場所ですね。

2015/02/01 14:35:19

Yさん

彩々さん

おはようございます。

いつも遠い所から見守って
くださって…
Yさんの短いコメントの中に愛を感じます。

   ・・・(^_-)-☆

音階は? 
今度、自分で押してみたいと思います。

2015/02/01 06:19:37

いいなぁ

さん

背骨の音階は下に向かって高くなるのでしょうか?
この分野、森瑤子の席が空いていますが・・・

2015/01/31 22:36:02

お風邪ひかないで下さいよ

彩々さん

秋さん、長い最終話を読んでくださったの!?
ありがとうございました。

つらつら、だらだらの駄作にお付き合いくださり
申し訳ないです!

ゾクゾクは気をつけないと。

ヌクヌクにしてお休みくださいね(笑)

2015/01/31 19:43:03

パト様へ

彩々さん

再登場、ありがとうございます。

>飲むのが優先で、そっちの方の気がありゃしない。

パト様、「どうやら私を怒らしたようね…」
     ↑
(コレ、映画「阪急電車」の宮本信子さんの決め台詞です)

そこまではっきりおっしゃっられると、まだ
チョビッと残っている私の女のプライドが
許しませヌ。

鳴かぬなら 鳴かしてみようホトトギス

泣かぬなら 泣かせてみよう 彩々なり

変なスイッチ、入っちゃったでは
ありませんか(笑)

2015/01/31 19:36:31

ゾクゾクしますね。

秋桜さん

>彼のその指は里子の首の後ろから、背骨の一つ一つを
ピアノの鍵盤を叩くように滑らしている。

なんというエロティックな描写でしょう。
観念的でないのがいいです。

2015/01/31 17:57:04

なーるほど

パトラッシュさん

女性に主導権がある時代なのですね。
悔しいけれど納得。
(いや、悔しくない)

私達仲間?
だめですね。
飲むのが優先で、そっちの方の気がありゃしない。
まあ、ええのとちゃいますか、こんな付き合いも・・・

2015/01/31 16:38:48

喜美さんへ

彩々さん

昨日、此方の降雪は5センチ。
窓からそれを見ながら雪につきものの
交通トラブルを、最終話のネタにと
思いつきました。

ありがとうございました。

2015/01/31 15:06:58

スマート

喜美さん

何か大人の さらりとした恋
スマートさもあるし すっきりしていると思いました
雪の夜貴方様とお別れだったのね

2015/01/31 14:51:32

パト様へ

彩々さん

こっちも、あっちも行ったり来たりで
お疲れになったことでしょう。

また、有難過ぎる感想を残していただき、
恐縮です。

男も色々、女も色々、、、そういう歌が
有りましたが、時代、年齢が変わると女性は
違って来ます。

変わらないのは男性。

恋は、始めるのも女。
終わらすのも女だと思っています。

人の縁と言えば、男女の出会いから恋に発展する
縁もあり。
でも、何度お会いしても恋の芽も出ない
私たち、(もどき)物書き仲間は何なんで
しょうねぇ(笑)

そっか!「恥掻き仲間」ですね。

2015/01/31 14:45:12

澪さ〜ん

彩々さん

ありがとうございます。

里子は若いころの子宮内膜症から
産めない性と、自分でまとめてしまって
いるせいか、終わせ方を心得ている
女性としました。

クールで薄情なというのではなく、愛するからこそ
相手も自分も傷つけたくないと思う女性の設定
です。
昨日の雪で、やっとEndに持ち込むことが
出来ました。

2015/01/31 14:31:12

うきふねさんへ

彩々さん

全編読んでくださって感激です!
ありがとうございました。

最後の「あなた様…」が効いているでしょ!?

彼の名前も創作してみようかと思いましたが
最期まで、「彼」で、通しました。
縛りのない里子に魅力を感じる「彼」も
最後は、共に家庭を作ってきた妻と言う
「縛り」の中に帰って行きます。
そんな例は、腐るほどあることでしょう。

そんな男ごころ、女ごころをさらりとした
女目線で描きたかったのです。
解っていただけて、嬉しいです!

2015/01/31 14:21:25

Soyoチャンへ

彩々さん

お互い、脱稿となった日が同じで、読んでくださっている方はホッとされたのではと思ってます。
私は陶芸から帰ってきたら、どっと疲れましたわぁ。

>濡れ場もこのくらいで丁度いいと私は思ったわ。

全体の流れから行くと、私もこのくらいで
良いと思っています。
物足りなく思う方もいるくらいで!

恋愛は、二人の合意で始まるけれど
終り方は、一方的な事が多いものです。
そして、別れは突然というのが常じゃない!?

2015/01/31 14:10:28

Reiさんへ

彩々さん

陶芸から帰ってきての返信です。
コメントありがとうございますm(_ _)m

今回は全くのフィクションで、疲れましたぁ。
想像力で文の構成を考えていくというのは
こんなに難しいと思いませんでしたわ。
皆さんは優しいコメントを寄せてくださいますが
まだまだです。

また、頑張ってみますけれど(!?)

2015/01/31 13:42:57

吾喰楽さん

彩々さん

最終話のBlog小説は、長すぎるかと
思いつつ、途中で切ると終わり方に
変化をもたらすかと思いそのまま
「終り」としました。

コメントありがとうございますm(_ _)m

「他人の関係」ですか!?
「名前の無い関係」というタイトルなので
スキャット風に最初から最後まで、終わりの
ないメロディーが流れるのがいいなぁと、
思うのですが(!?)

始めて書く「濡れ場」
私にはこれ以上、無理なような・・・
後は、読み手自身の経験と重ねてくだされば
幸いだと思っています。

2015/01/31 13:35:55

うーん・・・

パトラッシュさん

見事です。
自立した女の、さらりとした恋。
そして男との、たまさかの逢瀬。
それを描く筆致もまた、冷静です。

私の目は、節穴でした。
いや、薄々は感じつつも、ここまで才能のある方だと、思わなかったのです。

貴女といい、SOYOKAZEさんといい、爪を隠し過ぎです。
私はただただ、人の縁の不思議さに、驚いております。

2015/01/31 12:08:00

う〜ん。。。( ̄ー ̄)。oO

澪つくしさん


切ないですね〜

雪の別れ・・・


一回りも違っても、殿方って、オコチャマなのね!

雪を理由に泊まるくらいの度胸があっても。。。ネ〜!

2015/01/31 11:59:58

おはようさんです

うきふねさん

最初から読ませてもらっていて、先を楽しみにしていました♪世間では不倫と呼ばれる関係。丁寧語で話す関係はいいなと思います(^.^)経験がないだけにタメ息が出ました・・想像の(笑

濡れ場もなんてスマートなんだろう。最後の「あなた様」に里子の万感の思いが込められているようで「そうよ、お帰りなさいな」って思ってしまいました(^^)

2015/01/31 09:25:56

大人の

さん

彩さん、お疲れ様でした。

あなたの文章運びから、多くの物を学んだわ。
私に無い物持っていらっしゃるから。

大人にしか書けないラブストーリーね。
一人で鍋を食べるのも・・
これ、共感するわ。

全体がスマートな筆運びだから、濡れ場もこのくらいで丁度いいと私は思ったわ。

でも、何があったかわからないけれど、「あなた様」はちょっと冷たいかな?
長く続かない関係だと、わかっていても、後片付けする、彼女が可哀想になっちゃった。

2015/01/31 08:57:40

なるほど

Reiさん

オシャレな大人のストーリーですね。
語られていない部分に、想像させる余韻のようなものがあって、私の好きな…書きたいと思う小節です。

男と女のことを、こんなにさらりと書けるところが大人ですね。

ドキリとする部分…濡れ場!?もうまく表現できてますね。

これは、人間として成長しなければ書けませんね(((^_^;)
お疲れ様でした。

2015/01/31 08:45:48

他人の関係

吾喰楽さん

おはようございます。

昨日、雪が降るのを眺めながら、雪のシーンをお書きになったのでしょうか?

里子の心理描写が素晴らしいです。

もう少し具体的な濡れ場の表現があっても・・
何故か、金井克子の「他人の関係」を思い浮かべました。
ラストの「あなた様」の表現がいいですね〜

2015/01/31 08:41:50

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