熱き傘寿野郎の世相糾弾日記

シャープヘルシオ茶機残念 

2014年08月26日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



  
日本茶の健康に対する効能について、この春からのペットボトル飲料メーカーの焦点になっていた。この商戦を追い風にシャープより緑茶を抹茶の様に粉塵化しお茶の持つ栄養素を全て飲めるとあり、これはいい!試飲実演しているお店はどこにもなく、メーカに電話し実演、試飲料店を聞き出し体験した事をレポート致します。
  
本当に良ければ即座に購入すべく、毎度市場最低価額で売ってくれるオヤジに値ぶみさせ、飲んでくるよ!気に入ればすぐ連絡することまで約束してデモ店に出向く。

結論!臼で挽くマダルコイ動作を眺めながら叔母さんデモ嬢の教科書的教えられた効能書きを長々と聞かされ、挽けたお茶を見た時お抹茶と見間違う出来栄えには驚く。その上飲んだ味も元のお茶葉玉露クラスより下級茶葉の質からすれば上出来と評価出来たが・・・・ 準備から湯呑に注がれるまでを見聞きし即座に購入する気持は失せた。
何故止めたか、メーカーのパンフレットにもあるが、開発コンセプトの視点が日常の家庭内出来事、習慣、日本茶を飲料水として飲み方の根柢の議論、実体把握をせず、お茶として最高品質、完全無欠お抹茶化、お抹茶の伝統的風土を重視しすぎる事から、山を仰ぎ見る事から裾野の姿を無視し日常生活を軽視した事にこの商品の価値はゼロになる。
  
「日本の伝統文化である茶道で使われる道具をお手本に、・挽く、沸かす、点てる・」をこの一台に凝縮。とあります。説明には裏千家さんのお話もありましたが、日常食後を含め、一日の水分補給等のお茶の飲み方に伝統文化がなんであるか意識して飲むものと考える方は無いでしょう。全く商品使用目的、飲む必要量の規模が違う。
我家には食後用並の煎茶、一服の玉露、偶の茶筅で点てるお抹茶を使い分けはあたり前。急須で出すお煎茶の出し殻にはカテキン・食物繊維はまだ充分含まれいるだけに無駄にしない機器として評価はすれど、お煎茶用コップに少量を挽くに時間のかかる事はお花見の席の様に長閑な風情にしか使えない代物では価値なしと夫婦共即決即断した次第。
シャープさん着眼意図開発は評価します。しかし開発コンセプトの視点を定める起点を間違えましたね。長閑に茶の道をたしなむ方は一式の茶道具は所有されているでしょう。まあ―しかし、お抹茶は煎茶と値段で一桁高価、茶葉の製法も違うが、煎茶でここまでお抹茶らしく、葉っぱを無駄にしないセラミック臼は称賛に値します。・・・・が食事時の飲むお茶は最低100mlのコップ一杯を必要とすると500mlボトル一本は必要です。この機材では役に立たない。風流な過ごし方の中でもこんな面倒な所作、使用前使用後を必要とする機器は絶対に売れないでしょう。小生の欲しかった商品は最後の写真フイリップス製コーヒミルの日本茶版であれば即決購入したと思います。 このコーヒーミル日本的使い勝手として、キナコ・ゴマすり・には役に立ちます。我が家に30年以上あるのもそのためですが、残念ながら日本茶の粉砕には結果として茶こしを必要とする為、幾らカテキンの為とて口に残る不快感から使いません。

再度シャープさんこの石臼5〜6倍の規模時間量が簡単な機材として開発されれば売れるのではないでしょうか。1万円以内であれば即座に買います。狙う茶葉はお抹茶並迄にする事ではありません。舌に残らない飲みものになれば最高ですね。このレベルが生活必需品機器として評価されるでしょう。 
この商品初見衝動買いで売れても昔のミキサーと同じくすぐお蔵入りの運命、又餅つき機良く使われても切り餅が廉価に買えれば機器として価値ゼロ!まあ―同類ですね。このケースはこの春から出回ったペットボトル茶は今までより美味しく頂けます。
シャープさんの偉い方へ・・・・大量退職者のご活躍のお話をご紹介します。現存開発社員さん辞めさせられた方々は新しい職場で大活躍ですね、木も山も見落とさない見識、見聞を磨かれないと4KTVも又遣られますよ。頑張ってください。
 電機OB:異業種でヒット生み出す「今の方が面白い」毎日新聞 2014年08月14日19時35分 業績不振に陥った大手電機メーカーを去った技術者が、異業種に飛び込み、ヒット商品を生み出している。ベビー用品「西松屋チェーン」(兵庫県姫路市)は、パナソニック、シャープ、三洋電機などを退職した技術者を積極的に採用し、プライベートブランド(PB)商品開発を強化している。◇西松屋が積極採用 ベビーマット売り上げ30倍・以下中途省略・                    パナソニックは13年3月までの3年間で世界全体の社員を約9万人削減。早期希望退職を募ったシャープでは12年12月に2960人が会社を去った。一方、西松屋は09年以降、電機メーカー退職者を中心に72人(平均57歳)を採用。ベビーマットのほかにも、パナ出身の技術者が開発したベビーバギーは、紫外線遮断効果を高めるなど工夫を凝らし、同社商品で1番人気となるなどメーカー出身者の活躍が目立っているという。新卒採用も理工系を増やし、メーカー出身者がノウハウを伝授する取り組みも始めた。

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