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屋根掃除 

2014年11月20日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し




























ここで生活すると、普通都会で暮らしている人にはあまり想像のつかないような作業をしなければならないが、その中でも厄介な作業の一つが落ち葉掻きと屋根掃除だ。地上での落ち葉掻きは、何度してもそんなに苦にはならないけれど、屋根の落ち葉掃除はそう何回もやりたくはない。広葉樹の葉は風に吹かれて飛んでいくがカラマツの小枝と落ち葉は、屋根にまとわりついて落ちないので始末が悪い。そのままの状態で雪が降り積もると雪解けの春までそのままの状態が続き、雪解け後はもっと除去しずらくなってしまい、屋根材にとってとても悪影響をおよぼすのだ。森の中では紅葉が始まり、赤や黄色の美しい景色を楽しめる。そして、ヒラヒラト舞い降りる落ち葉、カラカラと音を立てて道の上を転がる姿や、ある時にはまるでシャワーのようにバラバラっと降ってくる落ち葉に驚いたり、感激したりと、様々な落ち葉の姿を目の当たりにして秋を満喫できる。桜やモミジなどの落葉の後、楡や楢ノ木が葉を落とし、黄金色の黄葉を最後まで保っていたカラマツが一斉に落葉し始めると秋も終わりだが、このカラマツの葉に大きな一仕事が待っているというわけだ。カラマツの葉がほとんど落ちきった頃を見計らって、雪が降る前に屋根掃除をするのだが、そのタイミングが難しい。せっかく掃除を済ませても、また葉が落ちてきて再び屋根に上がるということは避けたいのだが、ことはそううまくはいかないのである。
私は今年、7年目にしてやっとそのタイミングをつかんだ、と感じている。
 
まず最初のころは屋根に上がり、手箒で掃いていた。そして次は電動ブロアを購入した。
電動ブロアは電気のコードを引っ張らなくてはならないし、屋根の上でコードを踏んづけると足を滑らせてしまい危険だ。昨年からは、エンジン式のブロアを手に入れて使っている。片手でひょいと持てるほどの軽さなので、屋根に持ってあがるのにも便利である。その上電動式のものよりも威力があり、作業も短時間でできる。箒で掃いていたころのことを思い出すと、ついニヤニヤと笑いがこみあげてくるのだ。その屋根掃除も本日無事済んだ。私の予想では、そろそろこの辺りに雪が降るころだ。ここに来て、持ってきた風見鶏ならぬ我が家の風見蝶を必死になって取り付けたことを思い出している。
 
今日は哀愁のフラメンコ・ギターを聞きながら暖炉の前でこれを書いている。時折、薪をくべながらスペインのフラメンコを踊る老ダンサーの鋭い眼差しを思い浮かべている。
長い冬もここに座っていれば苦にならない。音楽を聴きながら書いたり読んだり、こんな素晴らしい人生があるだろうか。きれいに掃除された屋根に、我が細胞もにっこりとほほ笑み、ますます活力を増していくのがわかる。人生は素晴らしい。
 
 

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