画家の凄さ 

2014年10月06日 外部ブログ記事
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 東光展は具象洋画展で、個性豊かで親しみやすい絵が多く、毎年楽しみにしているファンも多い美術展です。
 美術館に東光展80回記念展(巡回展)を見に行った折、会場を一回りして最後のコーナーにさしかかった時、
1人の婦人が絵を鑑賞されているのに出会いました。
 横顔が、たった今見てきた田代晃三画伯(東光会の重鎮)の描かれた『振袖』という題の人物画と似ている。
躊躇いながら、「あの〜」と声をかけました。「田代画伯の絵のモデルさんですか?」
 ニッコリしながら「そうです、もう画伯のモデルを始めてから17年になります」と嬉しそうに答えられ、今から
ご自分が描かれた絵を楽しみに見に行くところだと言われました。
 
 田代画伯の人物画は、精密な描写ではなく、簡略化された対象の面と鮮やかな色使いが特徴ですが、絵を見た後、
実物のモデルさんに会うと、簡略していてもその特徴を驚くほど捉えていて、人物の雰囲気までも表現されている
事が分かりました。何故かというと、声を掛ける前に私が見たのは横顔と言ってもほとんど後ろからの横顔でしたから。
 
 田代画伯は風景画も多く描かれていますが、17年間も1人の人物の絵に取り組み続けられる熱意は凄いと思いました。
  絵は田代晃三画伯の 『 振袖 』
 
 
 
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