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名前　

2014年08月18日
テーマ：テーマ無し

朝から晴れ、で
きょうも蒸し暑い一日。

通りかかった公園の木陰で
小学校低学年らしい女の子二人と
若い母親が二人遊んでいた。

母親が
ふざけ合っている
女の子の名を呼んで叱っていたが
西洋のお姫様みたいな名前だったので
思わず笑いそうになる。

最近では
流行なのか洒落た名前の子が多い。

素直に読めない名や
ひねった読み方をしていたり
個性豊かな時代になったものだ。

我が母親の時代には
百姓の娘だから
ツネとか、ハツとか、イネとかの
カタカナが多く
私の母も、それが嫌で
名前の後に、子、を付けたりしていた。

我々の時代の女の子は
そうした背景からか
○○子と付けるのが主流だった。

小百合とか小巻など
子が付かないのは
よほどの上流階級か、夜の源氏名だったっけ。

それでも
百姓の倅よりはマシで
高校野球の選手じゃあるまいし
生まれた順に、一郎、二郎、三郎…などと
手抜きもいいところ。

小学校の同級生に
金太郎というのがいたが
名前だけでイジメられていたっけ。

今では
男も女も俳優みたいな名ばかりになり
カッコ良いけど
あきらかに見た目とミスマッチな名は
本人が一番嫌なんだろうなあ。

大体が
自分の名前を気にいっている人は
居ないんじゃないかと思う。

中学を卒業するとき
一度だけ下の名前を変えられる
法律ができたら
役所は忙しくて悲鳴を上げるに違いない。

もし変えられるなら
自分は
理茶阿度　義亜、にしたいんだけどなあ…

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