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中井悠美子「四季の絵文日記」

vol. 526 伊勢型紙のお話し 

2014年08月03日 外部ブログ記事
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   伊勢形紙(いせかたがみ)は、着物などの生地を一定の柄や紋様に染色するために使われる形紙の一つ。
   単に染色用の形紙だけではなく、図柄の芸術性が評価され、美術工芸品や家具などに使用されることも多いそうです。

   三重県鈴鹿市で主に生産されており、
   現在流通している90%以上の伊勢形紙はこの地区で生産されているということなんですね。

   1955年(昭和30年)、文化財保護法に基づき工芸技術としての「伊勢型紙」が重要無形文化財に指定され、
   6名の職人が重要無形文化財保持者(いわゆる人間国宝)として各個認定されたとのこと。

   6名とは驚きですが。
   その技術力の高さを思うとさもありなんかと・・・

   何枚か型紙の写真を選んでみました。
   

      

   柿渋によって張り合わせた美濃和紙を台紙とし、彫刻刀で図柄を彫るのですが、台紙は何枚か重ねて使うので、
   同じ柄の型紙が一回の彫刻で複数枚出来るのだそう。
   使用する彫刻刀の種類によって錐彫り・道具彫り・突彫り・縞彫りに分類されると言うことです。

   いずれにしても「根気」と「熟練の腕」と「好き」と「誇り」と「気概」
   の必要とされるお仕事ですよね。

   15年ほど前、長浜に参りましたとき買い求めた「伊勢型紙の栞」
   すっかり忘れていたのですが机の引き出しの奧から出てきました・・・ちょっとお片付けの際!
   
      

   せっかくの出会い(笑)
   利用して暑中見舞いを描いてみました。
   
   右側のハガキがそうです。
   アサガオとススキの型紙を利用・・・スパッティングを施しました。

   日本の文化の素晴らしさ。
   伝統を絶やさぬ為には、こういった一般向けの土産物にも力を注ぎ、
   今は行灯カバー、浴衣・・・等、着物に限らず「門戸」を広げて取り組んでいらっしゃるようです。

   さて、みなさま今日は伊勢型紙との再会のお話しでした。
   ご訪問頂き有難うございました・・・・・・

   
   

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