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たかが一人、されど一人
泣く子はだ〜れ?
2014年04月30日
テーマ:テーマ無し
今日は終日雨、明日まで降り続くらしい。育ち始めた植物、特に農作物にとっては恵みの雨だろうが、暖かくなってきた陽気に誘われて行楽を予定していた人間にとっては無情の雨かもしれない。平日ではあるが、飛び石連休に挟まれているからだろうか、何となく池袋の繁華街も人混みが少ないように思う。こちらも池袋往復歩くのが嫌になって、帰りは地下鉄に乗ってしまった。地下道に降りる階段で見た風景が印象に残っている。未だ歩き始めたばかりに見える男の子が、階段の途中に座り込んだまま手すりに掴まって泣きじゃくっている。横に赤ちゃんを背負った母親らしき女性が「立ちなさい!」と叱りつけている。可哀そうなので急いで降りて行って助け起こそうかと思ったら、どうも様子がおかしい。周りに同じ年恰好の子供が数人いて、そのうち一人が片言で「○○ちゃん、頑張って」と声援を送っている気配だ。親子と見たのは間違いで、どうも保育園の保母さんと園児だったのだろう。同じように子供を背負った保母さんが少し離れた場所にいる。この街では保育園の園児が保母さんと街中を散歩するのをよく見かける。概ね6〜7人の園児に1人の保母さんくらいの割合で、二人ずつ手を繋がせたり、もっと小さな子は大きな乳母車に乗せたりしている。恐らく日本語もままならない他人の子供を預かって、一応団体行動を覚えさせるのだから、保母さんとは偉いものだと予てから内心敬服していた。その気持ちは変わらないが、今日見たのは、その保母さんがその泣きじゃくる子の背中を膝で押した姿だ。丁度すれ違いざまだったので、ハッとして思わず立ち止まってしまった。どう見ても押したのではなくて、蹴とばしたように見えてしまったのだ。同時に幼稚園の年長組になった孫が2年前に入園した当時を思い出してしまった。片言にせよ言えるようになった日本語は自分の名前だけだったような気がする。今日の子は明らかにその時の孫より幼い。多分おしめも当てているだろうし、何もしゃべれないかもしれない。頑張って!と声を掛けていたのは女の子だ。いつどこでも女の子はませている。こちらが複雑な思いで立ち止まって見ていたせいか、保母さんも手を差し出して、引きずるように地上まで上がり切った。その子も階段を登りきったところでは、もう泣き止んでいて、後ろを振り返りニヤッと笑顔を見せてくれたので、数十秒佇んで見守った当方も救われる思いだ。保母さんからすれば日常茶飯事だろうが、保母さんの仕事は本当に大変だと思うし表情も暗かった。雨降りばかりのせいでもあるまい、給料は安いと聞くし重労働に違いない。何週間か前になるが、預かった子を殺してしまったベビーシッターの犯罪が報道されたことがある。この犯人は意図的だったようだが、普通の人間でも子守りをしていて泣きじゃくられたら、どうしていいか分からず、変に優しくばかりはしていられぬとて、思わず邪険になることもあるだろう。あの子にすれば、懸命にみんなについて行こうと思っても、置いてけぼりにされる辛さで思わずへたり込んで泣き出してしまったこと。我が経験に照らして言えば、長い人生で度々遭遇した場面なので気持ちがよ〜くわかる。それにしても、今日は親切気に手を出さなくてよかったと思っている。
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