メニュー
好奇心は人をも生かす
死ぬ気まんまん
2014年03月26日
テーマ:BOOK
光文社文庫に入っている佐野洋子さんのエッセイです。
「死ぬ気まんまん」「知らなかった」の2本のエッセイと、
脳外科のお医者様との対談が入っていました。
「死ぬ気まんまん」を読んでいたら、
あれ? 佐野さんって亡くなっていなかったっけ?
と、思わず、著者欄を確認してしまった。
それくらい、生き生きしてるのだ。
『死ぬ』って言葉は、禁句?
高齢者には聞きたくない言葉?
いやいや、生物って死ぬのよ、
どう生きて、どう死ぬかが肝心なのだ。
私、中学生位から、早くお婆さんになりたい子供だった。
縁側で日向ぼっこしながら、死を待っていたかった。
だけど、いつだったかなー
縁側で日向ぼっこしながら、何して待てばいいの?
ってことに気がついた。
そう、ちゃんと生きなきゃ、ちゃんと死ねないんだなーと、漠然と感じたの。
佐野さんの死ぬ気まんまんさに、ハゲシク同意しちゃった。
「知らなかった」に書かれていたこと、
私も体感してみたい。
佐野さんは確かにもう亡くなられている。
でも、このエッセイの中に生きている。
死ぬ気まんまんでねww
死ぬのが怖い人は、是非、読んでみてください。
お奨めです。
コメントをするにはログインが必要です