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流老記

牛乳異聞 

2014年03月12日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

チャイムが鳴り
インターホンに出ると
牛乳販売のセールス。

毎朝届けるとのこと。

勧誘の言葉をさえぎるように
牛乳アレルギーなもので
要りません、と答える。

小さい頃は
家でヤギを飼っていて
その乳を一家で飲んでいたのだが
これが不味いと知ったのは
東京へ出てきてから。

アレルギーとまではいかないのだろうが
牛乳を飲むと
決まって腹の具合が悪くなる。

チーズやバターなどの
加工品は大丈夫だから
精神的なものなのかもしれない。

昔、喫茶店の珈琲では
砂糖とミルクを大量に入れ
ドロドロにして飲んでいて
それが本物だと思っていたけれど
今では
アメリカンブラックが自分流である。

デザイナーの事務所で
今風な若い女の子がコーヒーを入れてくれて
ミルクと砂糖は?と聞くから
通はブラックで、とクールに応え
いい大人が牛のお乳なんか飲めるか、と言うと
ワケ分かんな〜い、だと。

デザイナーの野郎め、
そいつは牛小屋で産まれたから
ミルクはもう見たくもないらしいよ。
せめて馬小屋に産まれてれば
キリストになれたかもしれないのになあ、と
田舎者扱いする。

女の子が目を丸くして
根無草さんは牛から産まれたの、って
お前こそ、ワケ分かんな〜い…



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