メニュー

最新の記事

一覧を見る>>

テーマ

カレンダー

月別

流老記

天使と悪魔 

2014年02月05日 ナビトモブログ記事
テーマ:テーマ無し

朝から快晴、でもって
北風が強くチョー寒い。

商店街では
コンビニはもちろん洋菓子屋でも
バレンタインセール真っ盛り。

義理チョコでさえ
無縁となった身ではあるが
キレイに包装された品々を見るのは楽しい。

缶コーヒーを医者に禁じられてからは
秘かに
チョコレートなんぞをかじっている。

検査のたび
サカナ君を女にしたような看護師から
おかしいわねえ、血糖値が下がらないわ、
何か隠れて食べてるでしょ、だと。

さすが鋭い指摘に
へへへっと笑ってごまかすが
これ以上、下がらないと
入院してもらいますよ、の一言に
今回だけは見逃して、言いつけ守るから、
などと、心にもないセリフで哀願する。

そんな患者を何百人と看てきたのだろう、
ウソだねー、とやりかえされる。

根無草さん、自分の体なんだから
自分で管理しなきゃダメじゃない。

ああ、
なんともまあ、泣けてくるじゃん、
こんなオッサンを心配してくれるなんて。

しかし
生来の自己管理能力ゼロの身としては
その場をしのげればそれで良しだから
あなたは本当に白衣の天使だ、なんて
口をついてスラスラ出てくる。

かくして自由の身となれば
白衣の天使のことなど
鶏みたいに3歩あるいたら忘れてしまい
あろうことか
中年のオッサンが
バレンタイン用にラッピングされた
チョコを買っている。

この次の言い訳は、
悪魔が囁いてきて、気がついたら食べてた、
とでも言おうか…



拍手する


コメントをするにはログインが必要です

ありがとうございます。

根無草さん

気楽に読んでいただき
ありがとうございます。

2014/02/05 21:58:22

はい!

さん

適当に笑いながら読んでます(笑)

2014/02/05 17:30:19

PR







掲載されている画像

    もっと見る

上部へ