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何だかなあ…　

2014年01月09日
テーマ：テーマ無し

朝から曇り。
夜半には
横浜で初雪になる予報。

七草も
あっという間に過ぎ
去年より時間経過が早くなっている。

若いときは
じれったいほど
時間の経つのが遅かったのに
振り返れば
無駄に過ごしたことばかりが蘇る。

後悔しても仕方ないが
生まれ変わったとしても
また同じことの繰り返しなのだろう。

商店街の一角に
半坪ほどの宝くじ売り場がある。

結構繁盛しているようだが
いつ見ても
客層は年寄りばかりだ。

人生を長く生きてきた結論が
大金を得ることなんだと
背中が教えているようで
何となく虚しい。

若い頃
親も先輩も上司も
夢は金を出して買うもんじゃなく
地道に努力して手に入れるものだ、
とよく説教された。

愛があれば生きて行かれる、なんて
確かに大ウソだけれど
バブル全盛期のように
誰も彼もが
乱れ飛ぶ金を追いかけるのもおかしい。

歳を取るほど
運命論者になっていく自分がいる。

信号が点滅すれば渡らないし
走れば間に合うバス停でも走らないし
財布が落ちていても拾わないし…
それはつまり
運不運は裏表だということに
気が付き始めたからで
小さな幸運にも手放しで喜べない
可哀そうな人生を送るはめになってしまった。

ところが
可哀そうな自覚が全然ないから
今でも生きていられる、
のかもしれないな。

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