2010 秋　富士山　ヒルクライム

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ウイールマン

2013年02月15日ナビトモブログ記事
テーマ：テーマ無し

古いことなんですけど、３年前の富士山にヒルクライムです。

自転車で富士山に登ってみたい。富士山はやはり私にすれば、日本そのものなのです。
故郷日本で、風になって走りたい。

その目的のための訪日でした。勿論自転車も飛行機に持ち込んで。なにか一人前のサイクリストになった気分。

日本にいる親友が、富士山まで車で連れて行ってくれました。勿論一人でなんか行けません。感謝です！

１合目で車を降り、そして出発。５合目まで登ります。その先は道がないのでもういけませんでした。

1000メータちょっとの登り、そして走行時間は1時間40分くらい。

でも走り始めたとたん”しまった、富士山をあまくみてた。こんなに大変だとは”の後悔？。

あの頃はまだ自転車始めたばかり。ちょっと無理だったかなー富士山は。

どうしよう、此処で止めたら親友が5合目で待ってる。
どうしても登らなくちゃいけない。携帯なんか持ってないし、連絡も出来ない。

あとは、もう諦めなさいと言う自分と、もう少し頑張れと言う自分。

夢中でよく覚えていませんが、ただ5合目に近くなったら、雪がつもっていて、そして急に寒くなりました。そして急だった坂も少しずつゆるやかに。

あの瞬間、アー出来た。もしかしたら登れたと確信した時。ほんとにうれしかったんですよね。

そして5合目で待ってくれている親友の顔見たら、後はもう感激の涙でした。もう走らなくてもいいと。

そしてこんな馬鹿な事をするのはもうよそうと。

所が、暫くして富士山からの帰りになると、
”アー面白かった。また来たーい。そしてまた来よう”と凝りもしないで。