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高齢者の一人暮らし 

2012年10月31日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

朝方まで雨が残っていた。多分雨だろうと云うことで出掛ける用意はしていなかった。それに明日、カミさんは
コンペが予定されていて、前日くらいは練習しなければと云うこともあった。

しかし、だんだん晴れてきて、昼過ぎには快晴という位になった。カミさんが出掛けた後、私は車が無いが家から
歩いて散歩することにした。好い天気で気持ち良く隣の町内に差し掛かったとき、老人が梯子の途中でもがいて
いるのだ。言葉がハッキリしないが、とにかく動けないらしい。

アルミの梯子に右脚を引っ掛け、その足先がロープに絡まって抜けないみたいだった。左足も真っ直ぐ下へ垂れ
て、これも梯子に足を乗せてはいない。私は爺さんの背中を押し上げて、左手を樹の枝に捕まらせた。両手で体
を持ち上げられると思ったのだが、これが全然駄目なのだ。力が無いのかロープを切ってくれとか言うだけだ。

そこへ近所のおんさんが通りかかり、二人がかりで爺さんを舗装された地面に下ろした。ところが爺さんは地面に座っていられないのだ。後ろへひっくり返ってしまう。 頭を打つと危ないので、私が押さえていたが仕方がないので梯子に背をもたれさせた。

騒ぎを聞いて近所の方々が6・7人出てきた。 この爺さんは83歳で奥さんは施設に入っているので一人暮らしだという。認知症の気もあり、栄養状況も悪いのではないかという。力を使い切ったのか立てないみたいなのだ。
多少事情を知る近所の方が、こんな爺さんを一人でほったらかしに出来ないと救急車を呼んだ。

すぐに救急車が来て積み込んだがなかなか動かない。いろいろと爺さんから話を聞いているらしいが、これが
ハッキリしないところが多いし、本人が大丈夫だから病院へ行きたくないと言っているのだという。
何しろ身柄引受人が居ないというのでも困るだろう。聞くところによると息子が一人別に家を構えているそうで
消防署員が連絡先を探しに近所の人と家の中を探したりしていた。

結局、近くの包括センターの介護士が知っているらしいとのことだった。私が見つけてから40〜50分は経って
いると思う。そこで私はその場を離れて散歩に出掛けたのです。歩き出して間もなく、救急車のサイレンが鳴り
走り出したようです。

高齢者の一人暮らしは、元気なうちはいいですが、こうなると大変ですね。考えさせられます。

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