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北軽井沢 虹の街 爽やかな風
ついにその時が来た
2012年09月06日
テーマ:テーマ無し
先月26日の朝、少し腰の変調を感じていたが、たいしたことはないと思い自転車通勤を強行したが、ペダルをこぐのに力を入れると少し痛む。ゆっくりとこいでいるうちに良くなるだろうと、たかをくくって強行したのが災いして、帰路は悪化した腰痛をかばいながらとなってしまった。
完治まで10日も時間がかかってしまったが、連休2日目の今日、久しぶりに自転車の感触を楽しんだ。
この夏から仕事場で、新しい仲間となったWさんの山荘が花の街にあり、近いうちに隣の白樺の木を切り倒すという話しを聞いていたので、その木を見に行く目的で自転車にまたがった。腰は順調に回復し、ペダルをこぐ足に力を入れても問題はなかった。口笛に鼻唄で下りの多い別荘地の道を、右に左に颯爽と曲りながら走る自転車は、快適である。夏休みも終わり、別荘の人たちの姿もぐんと減っていて、車に出会うこともない。
そして、花の街に入り、最後の右カーブで、ついにその時がやってきた。「ついに」というのは、いつかこのようなことが起きるのではないかという、何となく予感のようなものを感じる場面に何度か遭遇していたから。ほぼ直角に曲がるカーブなのでスピードが出ていなかったのが幸いだったが、雨で路面に流れ出ていた小さな砂利に前輪がすべってしまった。自転車が倒れ、身体はふわっと浮き上がるように投げ出される。とっさに両手を地面につき、柔道の受け身のように一回転してどすんと尻をついてすぐに立ち上がった。地面についた手の平の付け根部分が痛いので、見ると血がにじんでいた。右の尻がしばらく痛かったが、徐々におさまり、次に左膝の下部と右肘の前をすりむいているのがわかった。
まだ10代の頃、父の持っていたホンダドリームというバイクを持ち出し、得意になって乗り回していたとき、まったく同じ経験をしている。ゆるやかな右カーブだったが、今日と同じように路面にあった砂にタイヤを滑らせて転倒し、同じような形で起き上がった記憶が蘇った。50年も昔のことだが、みごとに同じへまをやってしまった。幸いに大した怪我はなく、ほっとしているが、「気をつけろ!」という警告に違いない。
夕方、1130鬼押し温泉でゆっくりと過ごした後、夕暮れの西の空は赤く染まっていた。見事な夕焼けに思わずアイフォンのシャッターをきる。夕焼けを追っかけてプリンスランド正面でまたパチリ。久しぶりのビールが喉を通り抜けるとき、転倒した瞬間がにがにがしく思い出されたが、ビールの苦味は旨みである。この苦い教訓は、明日からの自転車生活に大いに生かさなければならない。そして、もう一つ、ほっとしていることがある。それは、左カーブでなかったことだ。もしも左へ倒れていたら、このようにうまく転がることは出来なかったし、もう少し大きな怪我になっていただろう。転倒したが、またしても幸運であった。そうだ、あの夕焼けの向こうで、きっと幸運の女神が微笑んでいたに違いない。
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