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北軽井沢 虹の街 爽やかな風

ここが一番いい 

2012年09月05日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 

 

 

 

 

 

 

 
久しぶりの連休、初日は御代田中央記念病院眼科へ妻の通院のお伴。久しぶりの好天気に、晩夏の浅間山の姿が映える。私は六里ヶ原の駐車場に思わず入った。浅間山もさることながら、周りの景色にしばしうっとりと時を過ごす。この景色の中に自分がいるという現実が嬉しい。
 
病院の玄関前に置かれているガーデンチェアに腰掛け、気持ちいい風を感じていると、懐かしいミンミンゼミの鳴き声が聞こえてきた。こんな日は、外で過ごす方がいい。今読んでいる本は「小さな物語のつくり方」。スウィートグラスに生きる木々の物語を書き始めたとき、この本の題名が目に留まった。物語を作ることを職業にしている人がいる事は知っていたが、その発想法については知るよしもなかった。奇想天外な事を考える人がいるからこの世の中は面白い。今までに読んだことのないジャンルの本を、戸惑いながら読んでいると、今日はとても空いていたと言って予想外に早く妻が出てきた。
 
私たちは予定通り佐久平にある「元気寿司」へ向かった。御代田から見る浅間山は久しぶりだ。
元気寿司も春以来である。私は黄色い皿を10皿、妻は赤い皿を7皿たいらげたが、赤い皿の方が高価なことは言うまでもない。帰路ツルヤで買い物を済また頃、温度計は31度だった。
真夏の暑さに、めったにつけることのないクーラーをつけて、這々の体で急ぎ帰った。
万山望の手前あたりでクーラーを止め、窓全開で走る。やはり外の風が旨い。
「ここが一番いい」、帰宅して言う妻の声に、思わず頬が緩んだ。
 
 

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