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ママコノシリヌグイ 

2012年09月03日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 

 
9月になり、いきなり涼しくなった、というよりも寒さを感じるほどである。連日のにわか雨も、ところによっては激しい雨になっている。しかし、時折日差しがさして明るくなったりと、激しい変化に戸惑ってしまう。昨夜は、毛布と布団を掛けて寝たがちょうどよいあんばいだった。
 
キャンプ場で小さくて可憐な花を見つけた。草花に詳しい同僚の女性にその名を聞くと怖い名前だよと言い、「ママコノシリヌグイ」という名前を知ったが、この地方だけの呼び名かと尋ねたら、正式な名前だという。ママコノシリヌグイは、タデ科の植物で、学名は「Polygonum senticosum(ポリゴヌム センティコスム)」でPolygonum→多くの節、senticosum→トゲの密生した、という意味。別名「トゲソバ」とも呼ばれていて、道端や丘陵地の水辺などに生息しており、茎には下向きの棘がある。「ママコノシリヌグイ」は和名であり、すなわち「継子の尻拭い」の意味らしい。まったく恐ろしい名前である。
 
調べてみると、タデ科の植物の中に「アキノウナギツカミ」という草がある。この草にも茎に棘がありざらざらしているので、ぬるぬるした鰻を捕まえられそうだということで、その名がついたが、こちらの方は、よい意味で使われていて、茎に形状は似ていても、名前から受ける印象はママコノシリヌグイとは正反対である。
 
植物には不思議な名前がある。ここに来て、初めて知った変わった名前は「ルリミノウシゴロシ」(瑠璃実の牛殺し)だったが、見事な瑠璃色の実をつけていたので調べてみたら、牛の鼻輪を作るくらい木が硬く、頭をたたくと死んでしまうことからつけられたこの名前は、サワフタギという木の別名だったことを思い出した。
 
キャンプ場の仕事は、相変わらず楽しい。今日は、キャンプ場で育てていたトウモロコシを収穫し、それを茹でて、実だけを手で取り外す作業があった。ビニール袋に入れて冷凍保存し、イベントに使うそうだが、単純に考えると農家から買い求めた方が安くつくのではと考えられる。しかし、自らの手で栽培、収穫、加工されたトウモロコシであるが故にキャンプ場でのイベントに登場するとき、大きな意味があり価値があるに違いないのだ。
にわか雨の合間に見せる青空は、時にはまだ夏を思わせる。しかし、日に日に気温は下がり、やはり秋の気配が強い。
 
 

 

 

 

 

 

 

 
 

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