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北軽井沢 虹の街 爽やかな風
三振とサードゴロの秘密
2012年08月22日
テーマ:テーマ無し
雷雨、夕立、通り雨、にわか雨、突然降り始める雨にはいろいろな呼び方がある。山の中に住んでいると、嘘だろう?と思うような天候の変化を幾度となく経験した。「雨」の予報がなくなり、ここのところ自転車通勤を続けているが、今日は、帰路の途中から大粒の雨に出会ってしまった。
連日降り注ぐ灼熱の太陽にいささかまいっていたが、午後4時頃からあのゴロゴロという音が聞こえてきた。午後6時以降と思っていたが、どうやら早くなりそうな雲行きに不安がよぎる。
午後5時、勤務を終え仲間に別れを告げてペダルをこぎはじめたが、駐車場付近でキャンプ場オーナーのお母さんに捕まった。飼っている二匹の犬のうち一匹が死んでしまった話しを、詳しく聞かされ、遠くで鳴るゴロゴロを気にしながら、その経過する時間を長く感じたのであった。
そして、あの長い上り坂をいつもよりもはやく力を込めてこぐ・こぐ・こぐ。しかし、くやしいかなスピードは思ったより上がらず、ついにホテル1130付近でポタポタと雨が落ちてきた。
この時期の雨に少々濡れても別に何と言うことはないが、何故か一刻も早く帰ろうとするのが人間の心理だろう、路面と前方を交互に見ながら夢中でペダルをこぐ。あのお母さんとの会話が大きなロスタイムだったと思ながらも、中学時代に経験した自転車通学を思い出し、心は明るかった。
そして、この燃えるような暑さの中で熱戦を繰り広げている高校野球の話題が頭に浮かび、少年時代の野球が今の元気な身体を作る基礎になったと、懐かしく甦る野球に思が巡る。
第94回となる全国高校野球のここまでの話題は、なんといっても68奪三振の快投を見せた神奈川の桐光学園・松井投手である。この68奪三振は、第40回大会(1958年)の板東英二(徳島商)の83、第88回大会(2006年)の斎藤佑樹の78に次いで史上3位であるが、上位二人は決勝に進出し、ともに引き分け再試合を経験し、板東は6試合、斎藤は7試合での記録だったのに対し、松井はわずか4試合、36イニングで奪った驚愕の数字である。
1回戦の今治西戦ではいずれも大会記録を塗り替える10連続を含む毎回の22奪三振をマーク。2回戦でも毎回の19個、さらに12、15と全試合で2桁三振を奪った。三振を取れなかったのは3回戦(浦添商戦)の1、2、7回の3イニングだけという驚異的な記録である。
9回当たりの三振数を示す奪三振率は17.00で、板東の12.05、斎藤の10.17をはるかにしのぐ。近年、甲子園大会で多くのファンを魅了し、プロでも活躍する第80回大会の松阪大輔と第88回大会の田中将大は、ともに54奪三振だった。
野球の魅力は、なんといっても強打者のホームランそして好投手の奪三振であるが、清々しい高校生の戦う姿はいつ見ても気分がいい。松井投手の速球に詰まったり、「消える」と言われたスライダーに空を切るバットが続き、3試合では、一度もサードゴロがなかったという記録がある。
しかし、敗れた青森・光星学院の4番田村、5番北條に痛打された打球は左へ飛んだ。8回に3点を奪われ試合は決したが、松井は前日に142球を投げて完投し、それから19時間後にこの試合を迎えていた。「立ち上がりから、肩が重かったので、気持ちだけで放っていた。8回は疲労がピークでした」と語る松井投手は、それでも9回は、三者凡退に抑え、最後の打者はこの日、15個目となる三振で締めくくった。
しかし、1アウト目と2アウト目、通算132人目と133人目の打者に対して、ヒットより珍しい「サードゴロ」を立て続けに許している。
それが松井の限界を何よりも雄弁に物語っていたのだった。
近年、野球よりもサッカーの方に人気があり、野球人気は下降線をたどっているが、野球少年だった私は、やはり野球が好きである。必死で自転車をこぎ、汗と雨に濡れた衣類を着替えるとき、あの野球部の部屋で嗅いだ汗の臭いが懐かしく思い出された。
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