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老いては子に従え 

2012年08月15日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し



 

 

 

 

 

 

 
静かな森の中の生活も夏休みの時期になると、周りが騒々しくなり、生活のリズムもかわってくる。猛暑のせいか、今年は特に別荘を訪れる人が多いような気がする。キャンプ場では、入れ替わり立ち替わり訪れるキャンパーは絶えることがない。そして今日はついに宿泊客は175組となった。
そして、我が家でも娘夫婦、息子家族が次々にやってきた。仕事に子育てにと忙しい息子とは、4年ぶりの再会だったが、たくましく成長した息子には、もう何も教えることはない。社会的にも家族の長としても立派に成長した姿は、とても輝いていた。
 
「江戸いろはかるた」の一つに、「老いては子に従え」という句がある。
これは、年をとったら、あまり出しゃばらずに、子供のやり方に従った方がよいという教えで、本来は女性のために仏教で説かれた教えらしい。五障三従(ごしょうさんじゅう)という女性の成仏(悟りを開く)に関する教えで、その中の三従として説かれた内容の一つ。女性は、幼いときは親に従い、結婚したら夫に従い、老いては子に従え、という3つの戒めである。しかし、現代の女性にこんな事をいうと、「それ・・何?」と言われるに決まっている。
 
これは、老人は、どんなときでも子の世代に従うべきだという意味ではなく、誰でも身体も心も衰え、考えもかたくなになってきて新しいことが理解しにくくなるから、何事も子供にまかせて従った方がいい、ということだろう。とてもまだそこまでは老いていないが、帰りぎわに息子が笑いながら言った。
「オヤジ、仲良くやってね。森の中に捨てられるよ」
4年も顔を合わせていないので、まだまだ頑固オヤジだと思っているに違いないが、私たちのすれ違いの会話には、まだ許容範囲とたかをくくっているようだ。
そして、私は、「森の中に捨てられないよう」生きるしかないだろうか?
老いては子に従え・・・・人生はまったく素晴らしい。
 
 

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