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北軽井沢 虹の街 爽やかな風

チェロとハープの共演 

2012年08月14日 外部ブログ記事
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去る12日、第20回高原のホームコンサートが開催された。私たちは、移住した翌年にお知り合いになったプリンスランド星の街のIさんからこのコンサートの情報を得て、以来毎年このコンサートを楽しみにしている。今年は、4年ぶりに揃ってやってきた息子家族を連れて参加した。鳥の街のF夫妻も楽しみにしているようで、会場で会うことができた。
 
寿の郷・スズラン台にある荒山荘で開催されるコンサートは、毎年、道に迷いながらの参加だが、今年はコンサートの看板が要所に立てられていて、スムーズに到着できた。私たちの住んでいるプリンスランドも、プリンスランド難民と呼ばれる迷子が続出することで知られているが、荒山荘も迷路が続く難解な道程で、毎年道中の景色を楽しむ余裕はない。
 
荒庸子さんのチェロと様々な楽器の共演が楽しみなコンサート、今年は、荒庸子のチェロと井上美江子のハープの共演。二人は「デュオ・シャンパーニュ」の名前でコンビを組み、チェロとハープという珍しい組み合わせで新しい音楽の境地を開いている。
デュオ・シャンパーニュの合い言葉は「エレガント」。お酒好きの二人が考えたデュオ・シャンパーニュという名前はシャンパンをあける、あのオシャレで特別な時間、宝石にも似たシャンパンの泡のような美しい思い出に満ちた世界を作り出すという意味が込められている。
 
エルガーの「愛のあいさつ」で始まったコンサートは、バッハの「G線上のアリア」、パラディスの「シシリアーノ」と続き、聞き慣れた日本の「荒城の月」「浜辺の歌」で盛り上がる。
サン=サーンスの「白鳥」、ブルッフの「コルニドライ」で前半の演奏が終わり休憩に入る。
静かな森の中にある山荘の窓には、美しい緑豊かな自然が映し出され、まるで窓枠を額縁にした絵のようであった。
 
後半は「ムーンリバー」「エデンの東」「ライムライト」と私の大好きな映画音楽が続く。途中で演奏された井上美江子によるハープの独奏も見事で、「引き潮」の後のプログラム最後の曲、ピアソラの「リベルタンゴ」では、思わず胸が熱くなる。チェロの低い音色が哀愁を込めて体の中に入り込んでくる。優雅に流れるハープの響きと相まって、時には激しく語りかける演奏は胸を打ち、心を揺さぶるようだ。まさに「音楽は喜びの友 悲しみの薬」。
目の前で演奏されるハープを聞くチャンスは少なく、井上美江子のハープという楽器の説明にその演奏の複雑さが理解できた。
珍しく天気予報は外れ、二人の美女に遠慮してか、降るはずの雨は姿を見せなかった。
チェロとハープが語り合い、融け合って作り出す優雅な音楽のひと時は、集まった人々の心を打ち、心地よい余韻が何時までも続いていた。
 
 

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