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自転車万歳! 

2012年08月01日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

息子家族や娘夫婦がやって来ることになり、我が家の雰囲気はにわかに変わってきた。朝起きてみると、妻はすでにウッドデッキのペンキ塗りを終えたという。玄関の階段を塗装するペンキが足りないというのでコメリへ行くことになったが、「薪ラックの屋根は何時出来るのかなぁ〜」とつぶやく声がした。ネットで買ったパイプ製のラックの屋根には、未だに屋根が出来ていない。
これでは子どもたちが来ても様にならないと思っているに違いないのだった。
今日は3連休の中日、時間はたっぷりある。コメリへ電話して軽トラックの予約をしてから、私は自転車にまたがった。
 
以前にも書いたことがあるが、家を出るとどの方向へ進んでもほとんど下り坂である。プリンスランドのほぼ中央を突っ切り、五文路経由でJR吾妻線 大前駅 を通るコースは、コメリまではほとんど下り坂でその割合は99%と言っていい。日の当たる良い天気だったが、急勾配の下り坂で風を切って走るには半袖では寒いほどだった。大前駅の手前ではヘアピンカーブが12も続く。
ペダルを踏む仕事はほとんどなく、ハンドル操作とブレーキ操作を繰り返し、一気にコメリへ到着した。走行キロ数8.7キロ、所要時間25分、最高速度43.2㎞、平均速度21㎞。
この数字は、ゆっくりと走る自動車とほとんど変わらない。特に五文路からの下りは、本来ならゆっくりと景色を楽しみたい場所なのに、その余裕はなくひたすら路面を見ながら、ハンドルとブレーキに神経を集中した。
 
コンパネや角材などを買い求め、コメリの軽トラックで運び、軽トラックを返却してから再び自転車にまたがったが、あのヘアピンカーブの急坂を登る勇気はない。国道144号を大笹交差点目指して出発した。行きはよいよい帰りは怖い。今度は99%上り坂である。それでも大笹交差点まではそんなに急坂はない。しかし、大笹交差点までの約3.5kmは、ほとんど日陰がなく、照りつける太陽の日差しが恨めしい。往路では、寒いと感じたが今度は汗が噴き出る。私は交差点前にあるヤマザキのコンビニへ飛び込んだ。冷たいスポーツドリンクをレジに運びながら、陽気な店のオバサンに話しかけ、自転車で帰宅中だと話す。オバサンはとても明るい人で、いい運動になるねと笑う。そしてスポーツドリンクの価格を聞くと147円だという。内心えらい高価な飲み物だと思ったが、まだまだ先が長い帰路を考え、しぶしぶ150円を支払った。
オバサンはどこまでも陽気で「はい、おつりは3万円」と言って3円を差し出す。
 
陽気なオバサンに元気をもらい、大笹交差点から県道235号へ入り、どこまでも続く上り坂に挑んだ。この時点では、この道を上りきれるかどうか自信はなかったが、ゆっくりとこいでいるうちにリズムを掴み、なかなかのペースで進んでいった。時速は8キロから9キロあたりである。
高価なスポーツドリンクの効き目があってか、ゆっくりだが快調に進んでいた。収穫のシーズンでキャベツトラックが何台も追い越していったが、時折爆音を轟かして走り抜けるバイク野郎たちが恨めしい。だれもいない道で「バッカヤロー!シンジマエ!」と何度か叫んでみたが、叫ぶことも結構な体力を使うことに気付き、以後はただ黙って黙々とリズムを作りながらペダルを踏んだ。前方から歩いておりてくる老人が、ニコニコ笑いながら「頑張るの〜、元気だの〜」と声をかけてくれて、またファイトが湧いてくる。目標にしていたファミリーという野菜直売場まで、ついに休まずこぎ続け、残りのスポーツドリンクを一気に飲みほした。2年前にブログの記事にしたファミリーの看板娘と、野菜の出来具合や彼女の兄が作っている蜂蜜の話しなどをしながら、5分くらいの休憩をとった。ここからは急坂はなく家まではもう少しである。
そして、帰路の走行キロ数は9.8㎞、時間は56分、最高速度32.2㎞、平均速度10.4㎞。妻の作ったランチは冷やしうどん。つるつると喉もとを通過する冷たさが心地よく、胃袋に到達しても何よりもその冷たさが有難い。
 
自転車は面白い。これからのチャリダー人生もまんざら捨てたものではない。何でもいいから挑戦する物があれば元気で生きていけるに違いないのだ。自転車万歳!
 
 

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