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上海大学シニア留学日記

喧嘩 

2012年02月06日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

今日は月曜日。
会社に出社し、社長と一緒に中東の或る小さな国の
某大使館に出向く。


某国での事業進出の可能性について、大使館付きの
経済担当の方から説明を受けた後、面識のある
特命全権大使と面会する。
大使は某国で大臣をされた大物だ。
博士号を持っていて、どちらかと言うと学者肌。
大使館は都心の好立地なマンションにある。
小さな国とは言え、石油産出国でお金持ち。通された
部屋の豪華さには目を見張る。
ソファーは体が埋まるほどのサイズだ。


私の会社は最近、日本の伝統文化技術を世界に広める
事業を進めている。(曖昧な表現で申し訳ありません。)
その分野で、世界の技能オリンピックで金メダルを
取った中小企業だ。それ以来ブランド力がアップした。


今日から、当社の熱海の研修センターで欧米各国から
12名ほど参加して、技能セミナーを開催している。
お金を頂戴し、3週間の日程で技術を身に付けて貰う。


その業務は私の所管で、外国人の部下が大体一人で
コーディネイしている。彼は午前中の講義を行い、
午後は各部門の専門職の社員が実地に技能研修する。




社長からは講義の内容をビデオに収めるように指示されて
いたので、彼に伝えてあった。
セミナー室で若い社員がビデオをセットすると怒り出し、
私に電話してきた。
大体自分の顔を写されるのはプライバシーの侵害だし、
私の講義やテキストは私が大学院時代に勉強した私固有の
知的財産権だから、それをビデオで写すのは絶対駄目だと
大声で話す。


彼は博士号を持っていて、それがプライドなのだろうが、
それが売りでこの会社に入り、会社から給料を貰い、
会社の勤務時間にテキストをまとめ、会社の施設を使い、
会社の業務で講義をしているのだから、講義を会社で
ビデオを撮ってどこが悪いと私が言うと、だんだん激昂して
来て、途中で電話を切られた。


彼は、そんなにビデオが撮りたければ、大学の先生でも
連れて来て通訳を置けばいいじゃないかと、今にも
仕事を投げ出す素振りを示した。
ここで海外から来ている参加者に迷惑をかける訳には
いかないので、彼の言い分と物言いには腹が立ったが、
若い社員にビデオのセットは取りやめるよう伝えた。


彼は短気でこれまでも度々物議をかませて来たそうだ。
会社の方針よりも自分の主張を通す。
年2回程のセミナーと、年数回の社長の通訳としての
出張以外は仕事を進んでしないそうだ。
自分の給料分くらい働いて欲しいものだ。


彼はセミナーの仕事は一人で抱え込んで、他の誰もが
解らない。自分の存在感を高めようとしているのは見え
透いているが、そもそもセミナーの中身を組みかえれば
彼がいなくても何とでもなる。


それより、お客さん相手のセミナーなので、万一彼が急病に
なった時、他の人でも代替出来るように」しておかなければ
大変なことになる。
私としてはこんな形でセミナーを続けるわけには行かない。


こんな社員はいることそのものが会社にとってマイナスだ。

とにかく怒りを鎮め、彼に冷静に対処し、彼の持っている
仕事の情報を引き出してから、辞めて貰おうと思った。

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