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さん
映画の観方を心得られていて脱帽です。
吉永さん、老いて更に年代毎の魅力が増しておられるけれど
山田監督は、一作毎に遺言状のように思えて
深く、切なく有り難いものです。
黒木はるのような此れからの世代を活き活きと描くところにも
望みを託すような想いが込められているのでしょう。
>この映画に登場する人物らと来たら、
そこに慈悲や仁愛はあっても、打算や虚栄は、欠片もない。
映画からの学びでしょうか。
2016/01/08 12:22:06
さん
戦争を知らない世代は、あの苦難の時代だったからこそ、人情が色濃い暮らしがあったのかな?などと考えていました。
それぞれの思いを想像すれば涙も滲みましたが、すすり泣く多くの観客は、皆さんきっと戦争に何らかの形で関わった方だと思いました。
足腰が不自由な方が、とても沢山いらっしゃいました。
私は「誰もが、皆優しい。それなのに運命は(戦争は)過酷だ」
でも、最後に母が、あの形でラストシーンを迎えたのは、幸せだったと思いながら、泣きました。
2016/01/08 17:19:09
パトラッシュさん
Yさん、
そんなに買いかぶらないで下さい。
私は、映画に関しては、(いや、他の分野もですが)
素人同然ですから。
山田監督、確かに気合が入っているように、思われます。
作品の完成度が、それを物語っています。
想像した以上の出来栄えだったので、つい長文を書くことになりました。
最後までお読み下さった皆さんに、お礼を申し上げます。
2016/01/08 20:57:07
パトラッシュさん
SOYOKAZEさん、
そうですね。
老母のあの最後は、苦しむこともなく、
言って見れば「死」の一つの理想形かもしれません。
その安らかな様に、観客もほっとしました。
吉永小百合さん、最後まで、美しかったです。
日頃「形容詞は使うな」と言っているくせに、つい多用してしまいました。
しかし「美しい」よりほかに、使う言葉がなかったのです。
あの場合。
言行不一致ですが、どうぞ、お許しあれ。(笑)
2016/01/08 21:04:53
彩々さん
パトさん、おはよございます。
この「母と暮せば」という映画の題名と、吉永小百合さん、
二宮君出演というだけで、どんなお話かが分かるようで
特に、今、観なくてもいいやと思っておりました。
しかし、パトさんの語り口、そしてハラハラと涙された
ということで、私の中で俄然、観に行こうと促されています。
小百合さんが俳優としての二宮君の才能を高く評価している
のを聞いていたので、興味はありましたが…
まだ、当地の最寄駅近くで上映されてるはずです(!?)
2016/01/09 08:15:15
パトラッシュさん
彩々さん、
お時間がありましたら、是非いらして下さい。
どうぞ、ハンカチをたっぷりとお持ちになって。
彩々さん、きっと、絵になりますよ。
そう、さりげなく目元に、白いハンカチを持って行ったところは・・・
2016/01/09 09:55:35
シシーマニアさん
私も彩々さんの様に、特に行かなくてもと思っていましたが、
師匠の長い文章を読んで、行ってみようかなと思いなおしました。
私は、吉永小百合さんの出演映画を、あまり多くは見ていないのです。
通常映画は、ファッショナブルなラブコメディーを好みにしている自分にとって、「吉永作品はジャンル違い」という潜在的な印象があります。美しすぎる年の取り方、と思えるのかもしれません。
吉永小百合が、ニノのお母さんか・・、という気持ちもありました。
でも、師匠がこれほど感動された作品は、自分もこの目で見て追体験してみたいと思いました。
2016/01/09 14:42:22
パトラッシュさん
シシーマニアさん、
なるほど、世に「サユリスト」なるファンが居る一方で、
彼女に対する、違う見方もあるのですね。
(あって当然ですが)
美し過ぎる、つまり世の自然の成り行きからは、ちょっと離れている。
そこに同化しがたいものがある。
ということでしょうかね・・・
その微妙な部分を、分かるような気がします。
いや、ほとんどわかっています。
私の映画評は、それを書く以上は、ほとんどが絶賛になってしまいます。
あるいは、何か一点でも、鑑賞に値するものがある。
という場合に書きます。
書く以上は、熱意を込めて書きます。
それがもしかしたら、贔屓の引き倒しになっていないか・・・
という懸念は、実はあります。
私の絶賛は、八掛けくらいに受け止めて頂いた方が、良いかもしれません。(笑)
でもやはり、この映画は見て頂いた方がよいかな・・・とは思っております。
2016/01/09 20:25:36
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