COSMOSさん

そして台所の裏の物置のような部屋を探したところ、中から吉良の家来が二人切りかかってきたのでこれを返り討ちにし、中にいた白小袖の老人を間十次郎が槍で突き、武林唯七が刀で斬り絶命させます。
この老人が上野介であると思われたので、浅野内匠頭が背中につけた傷跡を確認し、吉良方の足軽にこの死骸が吉良である事を確認させます。
こうして無事吉良の首を打ち取り井戸でみしるしを洗ったといいます。
そこで合図の笛を吹き、四十七士を集めます。

一方この事件は本所に住む町人の注進により上杉家に伝達されます。
上杉綱憲は父のために援軍を送ろうとしますが、幕府に睨まれるのを避けるために家老・千坂兵部にとめられていました。
また遠縁筋の高家・畠山義寧が真っ先に吉良邸に駆けつけ、吉良上野介の遺体を発見し負傷者の救助に協力したといいます。

2024/05/27 08:02:31