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たかが一人、されど一人

読後感「ザイム真理教」森永卓郎著 

2023年12月25日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 財務省や日銀などの財政金融政策を厳しく避難することが目的で書かれたものであることは分かるが、正直なところ経済音痴の小生には難しく、1度通読しただけでは理解するのが難しい。小生の年収は厚生年金と国民年金を合わせて年間233万円強。国の予算は今年度も来年度も110兆円を超え、税収も60兆円を超えている。予算は使うお金、それに比べ収入がやけに少ないが、このギャップは国債で穴埋めされる仕組み。国債とは国が国民に借金することに等しく、どこかで精算する必要があるようにも思うが、読後感的に言うと、即ち著者はその考えが間違っていると言いたいようでもある。要するに国家の政策を己の家計に準えて見てはいけないようだ。ただ、国債の発行が野放図に放置されるのも問題で、先の大戦当時に大量に発行された国債で、物凄いインフレが起きて日本経済が破綻した事実もある。兎も角、さじ加減の難しさは素人には想像つきかねる。何となく分かるのは、何れにしても政府は先ず国民から与る税金、税収に深い想いをする必要があること。著者に言われなくても、政府には経済学者が揃っているのだから毎年慎重に税金については検討を重ねているはずだ。しかし著者は現在の税制が富裕層優先で低所得層に厳しすぎると言う。消費税の問題もある。相続税の問題もある。細かに見ていくと問題だらけらしい。税とは違うが社会保険料も似たようなところがあるので同時に考える必要がある。この2つを合わせた国民の負担率を考えると日本は約5割となって、江戸時代の4公6民を大きく超えているらしい。本書には所々に普段こちらが感じてるような具体的記述があるので、難しさを我慢して通読したが、冒頭書いた通り論理的に整理されて記憶には残っていない。何となく感じるのは市民の一人として、来年以降の生活が少しでも楽になりそうなことは無さそうだ。今年に増して生活費を削らなくてはと思うが、削れる要素が殆ど見当たらないので愕然とするばかりだ。

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