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いちご白書 

2023年11月29日 ナビトモブログ記事
テーマ:ドラマ

映画ファンの皆さん、おはようございます!

今日の映画紹介は、
『いちご白書/The Strawberry Statemen』。
BSプレミアムで2023年11月29日(水)13:00〜放送。

★1960年代、アメリカの大学で実際に起きた、
 大学闘争をモチーフに学生運動に身を投じる、
 若者たちを鮮烈な映像で描き、
 カンヌ映画祭審査員賞を受賞した青春映画。

キャッチフレーズは、
”愛と革命の炎に燃える若者たちの叫びを聞け!”。

舞台はニューヨーク。

ボート部のサイモン(ブルース・デイヴィソン)は、
ごく平凡な大学生。
大学では予備役将校訓練課程校舎建設に抗議しての紛争が、
起こっていたが、サイモンは全く興味がなかった。

しかし、彼は、体育会系の学生に殴られたことなどが、
きっかけで女性リーダーのリンダ(キム・ダービー)と知り合い、
彼女にひかれてゆき、積極的に闘争に参加するようになった。

やがて大学側は、実力行使を決定する。
サイモンやリンダはじめ、講堂に立てこもる学生たちは、
次々に排除されて行く。

しかし、サイモンの闘争に対する姿勢が気に入らないと、
リンダはサイモンの下を去ってしまう。
失望したサイモンは急速に学生運動にのめりこんでいくが…。

本作は1968年4月に実際にあったNY のコロンビア大学の、
学園占拠事件のを、サイモンと言う学生の目を通して描いた作品。

アメリカでは興行的に振るわなかったが、
日本では『イージー・ライダー』、
『俺たちに明日はない』などと並ぶ、
アメリカン・ニューシネマとして人気作品となった映画。

振り返って見れば、日本でも1968年(昭和43年)7月、
東大安田講堂がバリケード封鎖され、翌年1月に、
機動隊突入による強制排除の事件がありました。
学生と機動隊の攻防の映像は今でも覚えています。

本作のタイトルが何故、
『いちご白書/The Strawberry Statemen』なんて、
ロマンティックなネーミングになっているか、
考えて下さいね。

この時代を象徴するような挿入歌がいいですね。
バフィ・セント=メリーが歌う、♪♪サークル・ゲーム♪♪
https://youtu.be/6x4hin1VsJo

ジョン・レノンの♪♪平和を我等に♪♪
https://youtu.be/1nVpN7tIxws

本作にインスパイアされた歌が、ばんばひろふみが歌う、
♪♪いちご白書をもう一度♪♪
https://youtu.be/XJOEfGApwOo

監督は『さらば青春の日』のスチュアート・ハグマン。
製作年は1970年(昭和45年)。



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