Polyglotに憧れて

外国語学習の興味から脳の成長への関心へ 

2023年11月20日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し


 外国語学習の興味から脳の成長への関心 約4年前、会社を辞めて時間があったので、前から興味のあったスペイン語の学習を始めました。英語学習だけに集中するという考え方もあったのですが、世の中が(外国語と言えば)英語オンリーになっている気がして、その点への反発がありました。 例えば 3人の初対面の人が顔を合わせて打ち合わせすることになりました。一人はアメリカ人、一人はスペイン人、一人は日本人だったとします。この3人は何語を用いて会話するでしょうか。 通常は英語を使おう、ということになるでしょう。その場合、アメリカ人が圧倒的に有利です。その打ち合わせが何らかの交渉の場だとすると、アメリカ人にとって有利な結果になる可能性が高いと思います。 ここで仮に、上記のアメリカ人はスペイン語と日本語が話せる、スペイン人は英語と日本語が話せる、日本人は英語とスペイン語が話せる、としたらどうでしょう。その場合、一回目は英語で交渉し、二回目はスペイン語で交渉し、三回目は日本語で交渉する、といった事が可能になります。この方が遥かに平等ではないでしょうか。 このような世界の方が(コミュニケーションがやりやすくなって)望ましいのではないか、こんな世界になると良いなあ、などと思っています。そのためには、誰もが複数の外国語をマスターする必要があります。そんなことが果たして可能でしょうか。 私は長い間英語を学習してきましたが、いまだに自分の力不足を感じるばかりです。一つの外国語ですら不十分なのに、もう一つ別の外国語にまで手を伸ばすのは無理がある。確かにその通りです。しかし、世の中には複数の外国語、5つとか、10とか、数多くの外国語に堪能な人がいます。それも、結構数多く存在しています。 即ち、人が、複数の外国語をマスターすることは決して不可能な事ではない、という事です。できる人がいるのですから。 でも、どのようにすれば複数の外国語を習得できるのか?また、それは私でも可能だろうか? このように考えて、これは自分で試してみるしかない そう思ってスペイン語の学習を開始しました。 元々、英語もあまり得意な方ではなかったので、思うようには行きませんが、それでも少しずつ前には進んでいると思います。 前置きが長くなりましたが、外国語の学習は言葉の学習なので、脳の様々な機能の中で、言語に関わる部分を開発、発展させているのだと思います。 最近、テンプル・グランディン著の「ビジュアルシンカーの脳」を読んで、物事を考えるとき、言葉ではなくビジュアル(イメージ)で考える人や数字で考える人がいることを知りました。(テンプル・グランディンは自閉スペクトラム症だそうです)これは私にとって驚きでした。思考は言葉で行うものだと思っていた私には目から鱗です。人間の脳の神秘、というか、可能性の大きさに衝撃を受けた感じです。 書籍によると、人間の脳は大脳、間脳、脳幹、小脳に分かれていて、一時的な記憶は海馬に保存されるとか、海馬で整理された記憶が大脳皮質に送られて保存されるとか、書かれています。記憶にはエピソード記憶と意味記憶があるそうです。これ以外にも、楽器の演奏やスポーツなど体で覚える手続き記憶なるものがあり、大脳基底核に保存されます。この記憶は忘れにくく、積み重ねると指数関数的に増加し、驚くべき技能を身につけることも可能になります。 脳内科医の加藤俊徳医学博士によると、人間の脳は情報や体験によって鍛えられて、日々変化し、成長するそうです。脳は何歳になっても成長するし、発達障害があると診断された子供であっても原因を特定し、適切なトレーニングをすれば発達が遅れている脳の部分を成長させることができる、とのことです。 発達障害の脳検査 | 「脳の学校」 発達障害の正しい脳診断 | 脳の学校脳ドックでは受けられないMRI脳画像診断を通じて、脳の健康状態だけでなく、自分の長所や潜在能力を知ることが出来ます。発達障害でお悩みの方も「脳の学校」にご相談ください。脳をMRIで適切に把握し、最適な方法で脳を成長させることが大切です。nonogakko.com だんだん主旨が分散してきましたが、整理すると、 ・人間の能力は、脳の発達具合と関係しているようだ。・脳については、まだまだわかっていないことが多い。・脳をうまく成長させることにより、様々な可能性が開けるのではないか。・やり方によっては、誰もが複数の言語をマスターすることが可能になるかもしれない。・やり方によっては、(テンプルグランディンのように)発達障害等と診断された人が、素晴らしい仕事をするかもしれない。  要するに、脳の開発、成長というテーマは、外国語の学習をはじめとして、様々な課題や問題と関係しているのではないか、と考えるようになりました。 最近、脳に何らかの障害を抱えて苦しんでいる人が多いような気がします。セクハラやパワハラ行為が被害者のトラウマにつながることも多いそうです。 一方、パワハラの加害者の脳についてはどうでしょうか?過度のプレッシャーからイライラして部下に当たり散らす、といった可能性はないでしょうか。犯罪を繰り返してしまう人の中には脳の発達に障害を抱えている人も多いと聞きます。多くの人の脳の開発、成長が順調にいけば、犯罪者が減るかもしれません。 かなり話が拡散しました。テーマが大きすぎて、また複雑すぎて、十分に整理できていません。時間を空けて、もう少し考えてみます。            

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