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たかが一人、されど一人

文明と戦争 

2023年10月28日 外部ブログ記事
テーマ:テーマ無し

 昨日、買ってまで読む本でもなさそうだったので、図書館でも行こうと思って久しぶりに区立図書館に出向いたら休館日だった。次の目的地までに2時間近く時間が空いてしまったので、すぐ隣のサンシャインシティにある古代オリエント博物館で時間つぶしをしたがこれが殊の外面白かった。最近何かとお騒がせな中東地域だが、ここが古代文明の中心地だったようだ。現代社会はキリスト誕生以来の暦を使うのが一般的だと思うが、キリスト誕生以前に暦があったかどうかは知らないし、文明社会が存在してたことも殆ど知らないと言ってもいいだろう。昔と言っても高々我が年齢と同じくらいことだが、日本人は紀元は2600年なんて言ってさも歴史ある民族ぶっていたものだ。小生も長ずるに及んで中国にも相当古い文明があったことを知るに至ったが、エジプトやチグリス・ユーフラティス河流域の文明も決して引けを取るものではなさそうだ。ただ残念なことは中東の気候のせいか紙に残された歴史遺産が少ないことだろう。石に刻まれたハンムラビ法典のレプリカを見てつくづく感じた。他に感じたのは、この地方の支配者が作った都市の遺跡が所々にあるらしいこと。しかし最近続いている争乱の中での遺跡なんか益々少なくなっていることだろう。文明が進むと都市国家間や民族間で戦争が起こってしまう。君主が我儘で国民を締め付け過ぎれば、何れは国民から革命が発生する。残念ながらこれが人類の宿命かもしれぬ。要するに、昔も今も人間の愚かさは余り進歩がない。決定的に違うのは通信手段で環境が大きく変わったことだ。現代社会を見てると、大国とされる国の方が悩みは大きそうだ。アメリカと中国、新興大国と老大国が鎬を削る現代。お互い仲良く生き延びてもらいたい。飛躍しすぎたので話を戻そう。古代オリエント時代から連綿と生き残っている国はあるのだろうか?国名だけで判断できぬだろうが、少なくともエジプトは歴史がかなり古そうだ。小池東京都知事は若い頃エジプトに留学したことになっている。学問は兎も角、生き残りの術を学んだのかもしれぬ。もう1国、毎日のようにテレビに出てくる国カターと国営放送かどうかも知らぬがアルジャジーラ放送局。一見すると戦争とは無縁でひ弱に見えるが、どこかしぶとさを感じてしまう。これが小国ながら歴史を生かした知恵ある国のあり方の一例かもしれぬ。

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