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雑感日記

山本隆さんへの弔辞 

2023年10月26日 外部ブログ記事
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★ 山本隆さんが突然亡くなってしまった。  公式には昨年11月のZ50周年記念にこんなに元気に  出席していたのだがそれが最後になってしまった。     彼が21歳の頃(1963)からのお付き合いなのだが、  私が一生に出会った人の中で  ひょっとしたら、彼が一番長く密接にお付き合いがあった人かも知れない。  現役時代は勿論、退職後もずっと密接に繋がっていたのである。  若い時はレースで繋がっていて、  私がレースの世界に入ったのも、  その原因を創ってくれたのは、山本・歳森のBSとの仮契約問題だったのである。  この事件は神戸木の実クラブの片山義美さんの一喝で、無事元のさやに納まるのだが、  そのことから私はレースの世界に足を踏み入れたのである。★ それ以来の継続したお付き合いだから、  山本隆の写真も手元にいっぱいある。  旧いと思われる順番に並べてご紹介してみたい。  先ずは現役時代、カワサキがはじめてライダー契約をした当時で  左から岡部・歳森・山本・三橋・梅津だが、  岡部・歳森はすでに逝ってしまって、山本も続いてしまった。  三橋・梅津は音信不通である。   これが伊豆丸の山高原で行われた、MCFAJ全日本モトクロスで、 山本隆は当時の久保・荒井の両雄を下しての優勝だった。 この優勝でカワサキのモトクロスが一人前だとレース界認められた優勝なのである。 東京オリンピックの開催式当日のことである。  1955年5月には、カワサキのライダーではじめて鈴鹿サーキットに出場し ホンダに次いで3位入賞、 『ヤマ3、シオ8、セイコウ、カワ』の電報が川合さんから送られてきた。 そんなことからカワサキはロードの世界にも進出し、 金谷秀夫との契約もスタートしたのである。 そう言う意味でカワサキのロードレースの祖でもある。     現役時代は文字通りカワサキのエースライダーとして活躍し、 3年連続・全日本チャンピオンの栄にも輝いたのである。    これは僚友、歳森康師とモトクロスのお弟子さん星野一義とのスリーショットだが、加古川の河原での練習風景である。      これがF21Mが出た時の青森での全日本の時の写真で、  1966年の年である。  モトクロスライダーとしては、1973年ごろまで現役ライダーで活躍し、 華麗なライデイングを披露した。      その後、トライアルにも出場したりしたしたが、     自ら『60おじさん』と称してモトクロスにも長く出場した。     これは荒井市次70歳・山本隆63歳の時だが、 三木アネックスパークで、二人は昔同様の見事な走りを見せたのである。      当時も現役時代と同じような見事なライデングで、  若いアマチュア諸氏などは寄せ付けない、 見事なライデングだったのである。 そんな山本隆だが 晩年は、私の後のNPO法人The Good Times の理事長も引き受けてくれていたし、    これは私と一緒に東京に行った時の写真だが、 星野一義がかってのお師匠さんにご馳走してくれた時写真で シャッター切ったのが私である。 岡部能夫も金子豊もこの時が最後になってしまった。     これはマウンテンライダースの50周年記念パーテーに  京都に金谷・清原とも一緒に出掛けた時の写真だが、  安良岡も金谷もこの日が最後になってしまった。 同じ日に北川とも太一ちゃんとも一緒に、 私の80歳の誕生日だったので、いまから10年も前である。 ところで、山本隆は私よりちょうど10歳若いのでこの時は 70歳だったはずである。 これは神戸木の実クラブの記念祭だが、 片山義美もまだ健在だった。 彼とはいろいろ繋がっていて、私がライダーと一番初めに言葉を交わしたのは片山義美なのである。 何故か何となく気が合って、その後もいろんな形で繋がっていたのである。 これはその片山義美を偲ぶ会での山本隆である。 そしてこれが昨年の11月だが、 これが最後になってしまった。 全く元気そうな山本隆である。 ★彼は若しライダーにならなかったら、植物の世界に入っていただろう。 植物が好きで、これは昨年彼が我が家に届けてくれたイチジクである。 今年はここまで大きくなった。   山本隆の想い出として大事に育てたいと思う。  山本隆の写真はいっぱいあるのだが  これが一番山本らしさが出ているなと思っている。    それとこれは彼がただ一度だけ  鈴鹿を走った時の3位入賞のトロフィーである。   カワサキのロードレースの道を最初に拓いたのは モトクロスライダーの山本隆だったのである。 いろいろと長いお付き合いだったがほんとに有難うございました。 安らかにお眠りください。

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